4月のオープンキャンパスの様子です

4月22日にオープンキャンパスが開かれました。
本学の学生たちは先日NHK甲府「Newsかいドキ」内『いいじゃん!あなたの町・学校』コーナーの取材を受けたばかりなので、その動画を流して最近の学校生活の様子を感じていただきました。

三石副学長が登壇し、できたばかりの今年度の学校案内冊子(デジタルパンフはこちら)を使って本学の特徴について説明を行いました。

続いて模擬授業です。1年生向けに自然観察の授業を行っている五味先生がスポーツファシリティールームに草花を用意。五感を使って自然に触れることで子どもたちがどのように豊かな時間を過ごせるかを伝えます。

それぞれが葉っぱを手に取ります。例えばモミの葉は手で揉んで嗅いでみると、フィトンチッドの爽やかな香りが漂ってくることに気がつきます。自分が感じたことをさまざまな言葉で表現することも、子どもたちの学びにとっては大切とのことです。

葉っぱで色ぬりをすると、思いがけない色の出方の違いを発見して楽しいもの。自然界から多様性を感じることができます。

次に2年生メンバーが保育技術研究の授業の成果を披露。手遊び歌を皆で歌いました。

自作のエプロン型シアターを発表した学生です。丁寧に作り込んだエプロンの仕掛けを次々に展開させていきます。子どもに向かって見せるときは、目線や身振り手振りを特に意識しているそうです。

こちらはオリジナルストーリーの大型紙芝居。思いやりの気持ちを育みたいという思いから作ったそうです。子どもたちのことを考え、ゆっくりと大きな声で伝えます。

いろいろなものがのびのびぐにょぐにょになってしまう薬のお話を考えた学生も。大型紙芝居にキラキラしたシールを貼り付けたら、実習の際に子どもたちが触りたいと近寄ってきてくれたそうです。

学生たちが作った子ども向けアイテムが展示してある学生ホールなどさまざまな教室を巡るツアーや、個別相談会を順に実施し、来校者の皆さんに本学や保育に関する理解を深めていただきました。

次回のオープンキャンパスは5月27日(土)です。皆さんのお越しをお待ちしています!

 

山梨市民会館で入学式を行いました

4月4日に山梨市民会館にて令和5年度入学式を行いました。

コロナが落ち着いてきたため、今年は学生1名につきご家族の方も3名までご入場いただくことができました。

正装した新入生たち。早くも友達ができた様子だったり、まだ緊張した表情だったり。「これからがんばります」「4月になるのが早い」など、それぞれいろいろな思いがあるようです。

凛とした空気の中、2年生による校旗入場で入学式が始まりました。

三石副学長が新入生に対し、教員が学生を全力でサポートすることや、「侍ジャパンを見習って粘り強く学んでほしい」といった激励とお祝いの言葉を述べました。

来賓のご挨拶では聖愛幼稚園の鈴木信行園長から「こんなに面倒見がいい学校はない」「保育は人間の基礎の基礎を育てる大変やりがいのある仕事」と、昨今の子どもたちが置かれている状況を交えてお祝いと励ましのお言葉を頂戴しました。

新入生代表の渡邉陽和さんが登壇。「コロナ禍を乗り越えてきたことで日常の何気ないことがどれだけ幸せかを知った」と高校3年間を振り返り、今後への期待を膨らませながら「努力を怠らず勉学に励みます」と誓いの言葉を述べました。

校歌を斉唱し、閉式となりました。

記念撮影を楽しむ新入生たち。素敵な2年間になりますように!

今年初のオープンキャンパスでした

3月25日に今年初のオープンキャンパスが開かれました。写真は高校生や保護者の方々をお迎えする1年生スタッフです。

三石副学長より挨拶があり、最近の出来事を振り返りながら、少人数制や多数の資格取得、グループ校との連携といった本学の強みについての説明がありました。

「保育を学ぶ」というのはどういうことかを伝えるために、1年生と先日卒業したばかりのメンバーが協力して保育技術の授業の成果を披露します。
まずは全員で手遊びからスタート。「始まるよったら始まるよ・・・♪」

こちらはパネル型シアターの発表です。カレーを上手に作って食べられるでしょうか?

絵本の読み聞かせは、来校者が見やすいようスライドを使って行いました。

かさじぞうのお話を暗記し、身振り手振りで情緒豊かに伝えるストーリーテリング。

「すきまはまったろう」という独創的な物語を自作し、かわいい大型紙芝居に仕上げて披露する学生もいました。

エプロン型シアターでは、アイテムの形やヒントから野菜や果物を当てるクイズの要素も加えています。

絵本の読み聞かせは、セリフの言いまわしもポイント。スライドを使った表現が絵本の内容とマッチしていました。

本学で感じたことをそれぞれの言葉で発表する時間もありました。
「自然体験活動指導者の資格が取れるのは本学ならではなのでこの学校を選んだ」、「2年間という短期間で多くの資格を取れて経済的に助かった」、「ピアノが苦手でも先生方が寄り添って指導してくれる」、「面談などで先生に何でも相談できて安心して学校生活を送れた」、「見ていてわかると思うが少人数制で皆仲がいい」、「大学からの家賃補助があって一人暮らしの質が保たれている」、「授業を通して人前に出ることの苦手を克服できた」、「自分で製作したアイテムがあることが他では得られない強みになり、この学校を選んで本当に良かった」「皆さんもぜひ入学してほしい」といった意見が上がりました。

最後に個人面談があり、校舎を案内しながらどんなことが行われているかを伝えるキャンパスツアーも並行して行いました。

空き時間のワンシーン。1年生が卒業生にいろいろな体験談を聞き、自分の将来像への参考にしているようでした。

参加者の皆さん、オープンキャンパスはいかがだったでしょうか。次回開催は4月22日(土)です。既に参加された方もこれからの方もご来校お待ちしています!

令和4年度の卒業式を行いました

3月10日に山梨市民会館にて卒業式が行われました。

自分好みの色とりどりの着物や袴に身を包み、ヘアメイクを美しく整えた学生たち。晴れの日に立ち会おうと保護者の方々も多く足を運んでいます。

在校生による校旗入場で式が始まりました。

おごそかな雰囲気の中で学生一人ひとりの名前が呼ばれ、冲永学長より卒業証書が手渡されました。

成績優秀者への賞や、社会人として必要になるジェネリック・スキルを磨いたことを讃える賞の授与も行われました。

三石副学長による式辞では、コロナ禍にあったこの2年間の出来事を振り返るとともに、保育者としての重責を自覚し、今後も自分磨きに励んでほしいとのお話がありました。

聖愛幼稚園の鈴木信行園長に山梨県の私学の園の代表として来賓のご挨拶をいただきました。園における乳幼児の愛着形成がその後の心の発達に深く関わることや、横のつながりの大切さなどが語られ、学生たちは真剣に耳を傾けていました。

祝電紹介の後、在学生の市川凛さんが卒業生の前に立ち、送辞を読み上げます。

先輩方が学校行事にひたむきに取り組む姿が眩しく輝いて見えたこと、自分たちもいずれそのようになるのだという責任感が芽生えたことを述べ、門出を祝福しました。

答辞は岡小百合さんが担当。何を述べるかを事前にかなり考えたということです。

社会人経験を経て改めて本学に入学した自身の経緯に触れ、2年間で取り組んできたことや感謝の気持ちを丁寧に語りました。

校歌と「蛍の光」を全員が心の中で歌い、閉会となりました。

壇上での記念撮影の様子です。

最後に、学生主導で先生方に感謝の言葉と花束を贈る場面がありました。

旅立っていく学生たちへのあたたかい想いを込めて先生方がそれぞれ言葉を送りました。

思い思いに記念撮影をする学生たち。きっと良い思い出になることでしょう。

濃密な2年間、お疲れ様でした。それぞれの場所で羽ばたきますように!

【2023年度新入生】事前授業の実施について

2023年度新入生を対象とした事前授業を実施いたします。

○実習・入学ガイダンス
日時:3月15日(水)13:00~13:55
内容:実習の流れ・事前準備、4月から登校開始するにあたっての注意事項等のガイダンス

○ピアノレッスン
日時:3月15日(水)14:15~15:00
内容:ピアノ初心者を対象に、指の使い方などの基礎的なレッスン
※12月のレッスンと同一の内容です

第1次総合型選抜・学校推薦型選抜の合格者の皆さまには、申し込みの詳細を3月上旬に郵送でお知らせする予定です。

冬季休業期間中の事務取扱いについて

冬季休業に伴い、次の日程を業務休止日とさせていただきます。

【業務休止日】12月27日(火)~1月3日(火)

業務休止日は事務業務を一切停止いたします。
資料請求やお問い合わせ、各種証明書の受付・発行など、お急ぎのご用件のある方はご注意ください。

紅葉祭3日目には一般客も訪れました

一般客も受け入れる紅葉祭3日目。子どもたちも訪れるので「きてくれてありがとう」の手作りメダルを渡します。

ゼミ毎に1年生、2年生が協力し合い、各教室で出店します。
色水が入ったかわいいペットボトルをピンに見立たボーリングをどうぞ!

紐を使ったヨーヨー釣り。子どもでも取りやすくした紐と、チャレンジャー向けの取りにくい紐があります。

2枚の絵を見比べて間違い探し。中学生向けの絵は結構難易度が高いです!

絵の間違いを探せたら、その数の分だけ輪投げができます。お菓子が取れるかな?

こちらは的当てゲームを作ったゼミの学生たち。

箱に向かってボールを投げ、当たればパタンと絵が変わる仕組みが凝っています。

紙を貼ったり色塗りをしたりして、お面作り体験ができる教室もあります。

子どもたちも来てお面作りを楽しんでくれました。

マグネット付きの釣り糸を利用してお菓子をゲット!時間制限があります。

各ゼミの出店を体験すると、シールがもらえます。すべてのシールを集めたら何がもらえるかな?

さまざまな方に紅葉祭を楽しんでもらいたいと、今年は高校生たちにも来ていただきました。山梨高校ダンス同好会の皆さんのダンスがかっこいい!

卒業生たちが多く訪れるのも本学の特徴です。卒業後、帝京科学大学に編入学した先輩が、在校生たちが自作した絵本の制作工程を見学していました。

屋外にはスイーツやドリンクなどの飲食のお店が並び、お祭り気分を盛り上げてくれます。

空き時間にお腹も満たし、楽しい思い出がたくさんできました!

最後に、社会人として必要なジェネリック・スキル(コミュニケーション能力や他者との協力姿勢など)を磨いた学生に対する表彰が行われ、紅葉祭が終了しました。

第52回紅葉祭(学園祭)を開催しました

今年も無事、紅葉祭を開催することができました。

何日も前から取り組んできた校内の飾り付けも準備万端です。
11月17日の初日は、各教室に分かれてリモートによる保育教材の発表を行いました。

2日目には、県内の園児たちを招いて保育技術研究発表を行いました。

エプロン型シアターの豊かな表現に、子どもたちの歓声が上がります。

こちらはパネル型シアターです。子どもたちがお話に引き込まれるように、練習通りテンポよく進めます。

手作りのプレゼントを渡して、お見送りしました。

音楽室では、オリジナルの絵本をスライドに写し、効果音を付けて発表したり、クイズや手遊び、読み聞かせをしたり。

ピアノや木琴、クラリネットなどの楽器を使った聖者の行進の合奏は聴きごたえがあります。

こちらは白雪姫のマリオネット劇。人形作りや衣装作りも頑張りました。

毒リンゴを食べてしまった白雪姫は目を覚ますでしょうか?

演技を終えて園児たちを見送り、やり切った笑顔の学生たち。

学生主催のビンゴ大会も楽しみ、2日目が終わりました。

紅葉祭のお知らせ

第52回紅葉祭(学園祭)を開催いたします。

○一般公開について

一般公開日は11月19日(土)10:30~14:00です。
当日のスケジュールは以下のとおりです。

○新型コロナウイルス感染症対策について

ご参加にあたっては次の新型コロナウイルス感染症対策にご理解・ご協力をお願いいたします。
① ご参加いただけない方
・ ご本人または同居人に発熱などの症状がある
・ 新型コロナウィルス感染症に罹患した(みなし陽性者を含む)、または濃厚接触者となった
・過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航または当該在住者との濃厚接触があった

② 来場時のお願い
・ マスク(不織布を推奨)の着用(未就学児または高齢者の方はこの限りではない)
・住所・氏名・連絡先等個人情報の登録(取得した個人情報は、入構資格を確認する目的及び追跡のために保健所などの公的機関に提供する目的でのみ使用し、紅葉祭終了後に適切に削除いたします)
・検温・手指消毒の徹底

③ 安全にお楽しみいただくために
・構内では常にマスクを正しく着用してください(「②来場時のお願い」参照)
・当学園祭実行委員会の呼びかけのもと、他人との適切な距離を保ってください
・飲食に伴いマスクをはずす際は会話をしないでください(屋外エリアのみ飲食可能です)
・屋内は機械換気による常時換気及び窓開けによる換気を実施します
・屋内での密集を避けるため、エリアによってはお待ちいただく場合があります

※感染防止対策チェックリストは「続きを読む」からご覧いただけます。

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NEAL講座で地元の方とかのがわ古道巡り

本学で取得できる資格のひとつ、自然体験活動指導者(NEAL)資格の集中講座が開かれました。対象は1年生。特別講師の鷲田晋先生に、自然体験活動の特質や意義、幼児期における自然体験活動の必要性について学んだ後、山梨市駅に集合しました。

駅南側の「かのがわ古道」をグループ毎に歩きます。古道にどんな歴史がありどのように整備されて今に至るのかを深く知るために、今年は4名の地元の方々にご同行いただきました。

明治時代の治水の跡が見られる「下神内川の三分水(しもかのがわのさんぶんすい)」からスタートです。

かつては稲を作っていたため、各所に平等に水を引く必要があったとのこと。小川の脇を進み、水害を抑えるために石の置き方を工夫した道などを見学します。

柿やかりん、りんご、梨、桃やふどうなど、この地域にはさまざま果樹の木があることに気付きました。

もうすぐお祭りがあるという八幡神社。境内には立派な土俵があり、相撲を執り行う奉納角力(ほうとうすもう/現地読み)というこの地ならではの伝統行事が今も続いているそうです。

相撲の際、投げられて土俵を転げ落ちるのも気持ちがいいものだそうで、「へぼっこい気持ちの落ち込みなら治っちもう」と地元の方が冗談混じりに話してくださいました。

地蔵や道祖神などが点在しており、道にまつわるエピソードも伺いました。

水車前で撮影。こんな水車が昔はいくつもあったそうです。
親切な地元の方に梨をいただいた学生もいました。

屋根から吊るされているものは何でしょうか。皆が考え込みます。
答えは、水の中で里芋を洗う道具として使われていたもの、とのことです。

住宅前の板塀に残るレトロなホーロー看板もいい雰囲気です。
板塀は景観整備のためのもので、住民たちが協力して作ったり直したりしているそうです。

近くの保育園で遊ぶ子どもたちに目を奪われながら、将来自分が先生になって子どもたちを連れて歩くときはどんなことに気を付けるかなどを想像しました。

地元の方にお礼を言ってお別れし、教室に戻って感想や意見を話し合いました。
地元住民のお話を直接伺うことで、「温かいものを感じた」「昔ながらの良さがあり安心する感じ」「地域の人たちが集まって協力し合って街並みを守っているのがすごいと思った」「普段はできない体験ができて面白かった」といった感想が上がりました。

最後にこれまでの理解度を確認するための認定試験が行われ、2日間の集中講座が終了しました。