卒業生に園での様子をインタビュー

本学の卒業生で、認定こども園 甲府大里幼稚園で働く山本沙里奈先生にお話を伺いました。

山本先生は今年で勤務3年目。現在、3歳未満の子どもたち20人近くを数名の先生で見ているそうです。
普段から感じるのは、子どもは思ったよりもいろんなことをよく見ているなということ。山本先生が髪型を変えたり眼鏡をかけたりすると、つたない言葉で変化を伝えようとしてくれるのだとか。

マーチングや茶道教室、スイミングなど、さまざまな教育を取り入れている園で、月日を追って子どもたちが成長するのが分かり、顔つきが変わって物事を理解してきている様子を見られるのがとても嬉しいそうです。
以前、知り合いの保育士に「子どもが可愛いだけではやっていけないけれど、可愛いからやっていける」と聞き、当時はピンと来なかったけれど、今は園児たちが自分の活力の源になっているのを感じてその意味が分かるように。

園児へのさまざまな対応を先輩の先生方に相談できることがとても助かると同時に、”報連相”といった社会人としてのコミュニケーション能力もやはり必要だと感じているそうです。

短大時代は、少人数制で学生全員を知っている環境が居心地良かったとのこと。帝京学園短期大学が山梨市に移転したての一期生で、コロナが流行りだした時期をともにした貴重な仲間たちです。
授業も思い出深く、例えば美術の時間に、絵の具による偶然の絵柄を楽しむデカルコマニーをやったことなどが、今実際にアイディアとして役立っているそうです。

「働いてみると、実習では体験しきれなかったことや予想外のことも起こりますが、何より子どもたちが自分を成長させてくれて、とてもやりがいのある仕事なのでぜひ皆に勧めたいです」と山本先生。
山本先生と同年代で、保育者ではない一般の社会人になった友達と話したときに、保育の仕事を通してしか得られない感動はあるなと感じたとか。

また、「一般の職場では、例えば出産をして好きな時期に職場復帰するのはなかなか難しい場合があるかもしれませんが、自分の子育てが仕事内容に生きるのがこの職場」と園の先生方も長いスパンで働き方を考慮されているようです。