令和3年度卒業式を行いました

3月11日に山梨市民会館で卒業式が行われました。

入学当初からコロナ禍の中で頑張った学年の卒業生たち。卒業式もコロナ対策に気を付けながらではありますが、無事に開催することができ、この日のために選んだ晴れ姿に身を包んで皆嬉しそうな表情を浮かべています。

在校生による校旗入場で式がスタートしました。

ピアノの生演奏が流れる中、冲永学長より一人ひとりに卒業証書が手渡されます。成績優秀者などを讃える各賞の授与も行われました。

三石副学長が、コロナ禍やオリンピック、パラリンピックなどの2年間の出来事や、紅葉祭(学園祭)での胸を打つエピソードなどを振り返り、お祝いの言葉を贈りました。

各方面からの祝電披露の後、在校生の安藤歩さんが送辞を述べました。コロナ禍で行事の数は限られましたが、紅葉祭で先輩方に導いてもらった思い出や感謝の想いなどが語られました。

答辞を述べたのは浅野心暖さんです。入学当初はリモート授業という孤独との戦いから始まり、登校してからもマスクで顔が半分見えないというこれまでにない生活。しかし仲間たちと共に学業に励んで、無事皆で卒業まで辿り着くことができました。涙をこらえながら自らの言葉で語りきる姿が感動的でした。

校歌と「蛍の光」は出席者全員で心の中で合唱しました。

最後の記念撮影。本当におめでとうございます!

思い出の写真を撮影し合う卒業生たち。「2年間楽しかった」という感想が多く聞かれました。友達と離れるのは寂しいけれど「また集まる機会を作ればいいよ」という声もありました。

卒業後もそれぞれの場所で頑張ってください!素敵な未来をお祈りします!

紅葉祭3日目の様子

3日目は、一部一般客も受け入れて出店やゼミ発表を行いました。

1階ではペットボトルボーリングが行われています。

倒れた!ペットボトルの数に応じてお菓子がもらえます。

新聞紙ダーツは、やってみると思ったより難しい!?

「もう一回やりたい!」と何度もトライして楽しんでくれた子どももいました。

こちらは宝探しゲーム。カラフルな葉っぱに数字が隠れています。

何番が出たかな? お菓子の景品が用意されています。

プラバンのコーナー。下絵が描かれたプラスチックの板が用意されており、好きな色を塗ります。

オーブントースターで熱すると、縮んでちょうどいいサイズのキーホルダーが完成。

こちらは輪投げです。得点が高いボトルはどれかな?

皆で抱えるほどの駄菓子を買いに行って、景品の準備は万端です!

階段状の席をうまく利用した射的です。絵が描かれた的に当てましょう!

当てたい!射的もなかなか難しいようです。

ずらりと並んだ景品が、お祭り気分を盛り上げます。

お祭り気分といえば屋外の出店。県内の店舗などに声を掛けご協力いただきました。

ソーセージに豚汁、クレープ、面白い缶詰なども売っていて、何を食べるか迷います。

たこ焼きを満喫中でーす!

お天気が良くて本当によかった!タピオカも飲みました!

実行委員長の飯島晴菜さん。皆を撮影してまわる合間にランチを取ります。
「コロナの状況があって大変でしたが、声をかけてもらうことによって出店も揃い、皆に楽しいと言ってもらえました。私自身も「撮影するだけでなく参加していって」という誘いを受け、出し物を楽しむことができました。今年のテーマは”繋ぐ 〜広がれ笑顔の輪〜”。それが達成できたようで嬉しいです」。

ダンスやパネル型シアターを一般客の前で披露し、来場していた卒業生に子どもたちの実際の感覚に関して助言をもらう場面もありました。

親子で観て楽しめるマリオネット劇。人形や役者と一緒に記念撮影も行いました。

協力して片付けを行なった後、それぞれのゼミの教室に戻ります。

本学では、他者と協力する姿勢といった社会人として必要なスキル(ジェネリック・スキル)の習得を大切にしています。ジェネリック・スキルを磨いた学生には随時先生からスタンプが贈られており、今回スタンプが貯まった学生の中から抽選で表彰が行われました。

今回大活躍した実行委員のメンバーからの選出が、たまたま多かったようです。選ばれた人には後日ギフトカードが進呈されます。

また、壁面装飾のコンテストで優勝したEゼミのメンバーにプレゼントが贈られました。動物たちがピクニックをする様子をボリュームいっぱいに表現できました。

副学長から全学生に対してねぎらいの言葉があり、紅葉祭が終了。1年生2年生が混じって協力したゼミのメンバーで写真を撮り、思い出を胸に刻みました。

第51回紅葉祭を開催しました

11月18日~20日に紅葉祭(学園祭)を行いました。1日目は学生がお楽しみ会などを企画。2日目には、県内の4つの園の園児たちを招き、保育技術研究の発表を楽しんでもらうことが叶いました。

感染症予防対策を入念に行い、教室内を除菌する時間も度々設けます。

昨年学生たちが授業で手作りした絵本「うん かっこいい!」を、スライドに映しながら朗読をしたクラス。雰囲気を盛り上げるために、ピアノ伴奏や効果音も先生と一緒に考えたそうです。

さらにハンドベルにダンス、花笠踊りと、さまざまな演目を順に披露しました。

大型絵本を使って読み聞かせを行なったクラスです。子どもたちが入ってきた途端、緊張で心臓がバクバクしたという声もありましたが、練習通りハキハキと表現できました。

子どもたちが大きな声で歌いながら手遊びに参加してくれるのが感激です。

マリオネット劇の「アラジンと魔法のランプ」。ちょっと不思議なダンスに子どもたちの視線は釘付けです。

マリオネット劇の取り組みで一番時間がかかったのが、人形作りだったそうです。舞台裏で人形の糸を引き、裏返ったりせず動きを出せるよう気を配りました。

アラジンや大魔王、悪役のジャファーは衣装を着て登場。セリフに声量があり、熱がこもっています!

パネル型シアターも子どもたちに人気です。子どものリアクションが予想と違うことがあって驚いたという意見もありました。臨機応変に対応することが必要です。

最後に子どもたちに手作りのミニプレゼントを渡し、お別れです。子どもたちのかわいらしい反応に名残惜しい気持ちが湧いてきます。

学生ホールには、今年の手作り絵本を展示しました。授業の中でどのように内容を考え、何にこだわって作画したかもわかる展示です。

手作りの大型紙芝居やエプロンも展示。例年にも増してオリジナリティー溢れる作品が数多くあるようです。

校内は文化サークルの展示や、各ゼミごとの壁面装飾などで飾られています。

子どもたちが帰った後は、学生によるビンゴ大会が行われました。

ゼミごとに各教室に分かれ、リモートで繋がって当選番号を発表。ビンゴになった人は本部にやって来て、景品を決めるクジを引きます。

クッキングツールや絵本、スマホグッズやブランケットなどいろいろなものが当たりました!

一番大きい景品はビーズクッション。当たってラッキー!

ビンゴを逃した人もぬいぐるみや文房具、靴下などのプレゼントを持ち帰ることができました。

第51回紅葉祭のお知らせ

第51回紅葉祭(学園祭)を11月18日(木)~20日(土)に開催いたします。

20日(土)のみ、学外の方もご参加いただけます。
詳細は予定表をご覧ください。

就職講演会が行われました

2年生を対象にした就職講演会が行われました。講師としてご来校頂いたのは、甲府あら川保育園 (認定こども園)の星野園長先生と、主幹の金丸先生です。

星野園長先生は、子どもたちが力強く生き抜き、自分と他人を大切にできる人になることを願っておられます。愛のあふれる園づくりをするために、日頃どんなことを大切にしているかをまとめた資料が配られました。

例えば、子どもが不安を感じて保育者にくっついてくる行動があった場合、ないがしろにせず十分に関わって安心させてあげることが重要です。
また、食べる、寝る、水遊びの3つの行動の際には特に目を配る必要があり、事故が起こらないよう日頃どのように注意を払っているかを教えて頂きました。

さらに、仕事は優先順位をつけて行うこと、憧れの先輩を目指すことが成長の近道であるといった、どの職場でも通じるような貴重なアドバイスも頂き、学生たちはメモを取りながら耳を傾けていました。

最後に、園の職員の心得9ヶ条について金丸先生からお話がありました。子どもを第一に考える、我が子を入園させたい園にするといった内容で、毎日唱えることでその大事さをふと思い返すときがあるのだそうです。

学生たちの状況を思い、多岐に渡る事柄を話して下さった先生方に対し、「今後仕事に就いたときに役立てたい」「いろいろな内容がありとても勉強になった」などの感謝の声が聞かれました。

防災避難訓練を実施しました

10月1日(金)、震度6の地震が発生したことを想定し、防災避難訓練を実施しました。

揺れが収まるまで机の下に隠れ、「お・は・し・も」を守って避難する一連の流れを学生・教職員ともに再確認しました。

当日は山梨消防署のご協力のもと、全館放送にて避難訓練の総評と講話をいただきました。
特に講話では消防職員として東日本大震災で活動した経験をお話しいただき、災害時に保育者として子どもたちを守ることについて、改めて考える機会となりました。

また、12日(火)は山梨市内で刃物を持った窃盗犯が逃走する事件が発生しました。
これを受け、授業終了後には集団下校を実施し、特に電車通学の学生には駅まで教職員が付き添いました。

自然体験活動を学ぶNEAL講座を行いました

1年生を対象に、自然体験活動指導者(NEAL)資格取得講座が行われました。
これまで数多くの自然体験活動を率いてきた鷲田先生が、今年も特別講師として来校されました。

1日目は、子どもたちが自然の中でさまざまな体験をすることの大切さや、注意すべき点などについて学びました。2日目は、いよいよ実際に校外に出てみます。コロナ禍のため料理などの野外体験は控え、山梨市駅南側の「かのがわ古道」をグループ毎に巡ります。

写真右端の男性は本学の卒業生で、石和東こども園で保育士として勤務されている石原義将先生です。
石原先生の在学中には、清里の施設に泊まり込んで自然活動を学ぶ授業があったとのこと。野外での料理などを楽しんだそうですが、当時は資格の大切さをあまり意識しておらず、今回有給休暇を使って改めてこの資格講座を受けに来たそうです。

普段は園児たちの体育を全般的に見ている石原先生。「園が主体性を重んじる保育に変わってきています。子どもたちの興味を引き出すためにまず自分が自然活動の知識をもっと得たいと思い、大学の先生に相談してこの講座に参加させてもらいました。特に山梨では、自然の中での保育を大事にしている園が多いように思います」。
保育現場での様子について、在校生たちが石原先生に質問する場面もありました。

鷲田先生が作成したプリントで、チェックポイントを見つける学生たち。馬頭観音や道祖神の像が点在しているのが分かります。

水路の水音が涼しいエリア。昔は井戸水が貴重であったため川で洗い物をしていたこと、土留めのために並べた自然石が亀の腹のようだったことなどが分かりました。

水車小屋に到着! 安藤さん(右端)は、高校時代に部活や授業でこの辺りをよく走っていたそうですが、歴史を記した説明書きをきちんと読んだのは今回が初めてで、面白かったとのことです。

ぶどう畑の側を歩く学生たち。柿やりんごなど、季節を感じる果物がそこかしこで見られました。

咲き誇るコスモスにも秋らしさを感じます。暑い日でしたが、「普段あまり歩いていないので、歩く楽しさを改めて感じることができた」という意見もありました。

地区の会長さんに出会い、10年前に地域の人が協力して歴史を調べてこの道を整備したことなどを伺って、小冊子をいただくという思いがけない交流もありました。

教室に戻り、チェックポイントの答えや感想をまとめます。

グループ毎に発表を行い、鷲田先生が全体の解説をしました。かのがわ古道のように整えられたエリアでも、地域の人々の高齢化にともない更なる整備が難しくなりつつある状況もあるとのことです。
最後に認定試験が行われ、2日間の講座が終了しました。

 

 

 

10月オープンキャンパス・個別相談会の詳細公開!

10月9日(土)オープンキャンパス・個別相談会の詳細公開&予約を開始しました。
今回は来場型で開催いたします。(今後の感染状況によって予定を変更する場合があります。)

○オープンキャンパス
・選抜区分にあわせた2コースを準備!
・総合型選抜コース(先着16組まで)、学校推薦型選抜コース(先着22組まで)からご希望のコースをお選びいただけます
・1組につき保護者等1名の同行が可能です

○個別相談会・キャンパスツアー
・従来の個別相談会に加えて、キャンパスツアーも開催します
・1組につき保護者等1名の同行が可能です

予約締切は10月7日(木)15:00です。
詳細・予約はオープンキャンパスのページでご確認ください。

オンライン・オープンキャンパスを開催しました

9月11日は第5回オープンキャンパスでした。
山梨県が新型コロナウイルスまん延防止等重点措置の対象区域となっていたため、オンライン配信での開催となりました。

9月・10月は「直前!入試対策ミーティング」というテーマでお送りしています。
今回は書類審査に必要な志望理由書・活動報告書を特集する回でした。

前半は「書類の書き方や内容について」を教員が担当しました。
決められた設問の中で自分をどのようにアピールするか、内容に具体性を持たせて読み手を納得させてほしいと解説がありました。

後半は「在学生体験談トーク」として、実際に入試を受けた在学生が体験談を話してくれました。

配信を終えた学生たち

提出書類を高校の先生に添削していただいたことや、家族に相談したこと、試験当日の緊張など、実体験に基づいたエピソードが語られました。
4人から多く語られたのは、「自分の思い・考えをしっかり伝えることが大事」だということ、「まずは基本的なこと(誤字・脱字のチェックなど)を確認して」ということ。
受験をお考えの皆さんの参考になれば幸いです。

次回は2021年度最後のオープンキャンパスです。
入試当日の試験について特集する予定ですので、詳細公開をお楽しみに!

オープンキャンパスを2部制で行いました

7月17日のオープンキャンパスは、午前、午後の2部制で実施しました。いずれも来場型とzoomを利用したオンライン配信両方での開催です。

今回は1年生も進行の手伝いを行い、ウェルカムシアターでは手遊び歌「はじまるよ」、「キャベツの中から」を元気に披露しました。

エプロン型シアターは2年生が担当。園での実習も経験したせいか、以前より自信を持って発表できたようです。

本学の特徴や就職状況等について先生方から紹介があり、入試については出来上がったばかりの学生募集要項を用いて説明されました。

学生募集要項の入手はこちらから(出願書類を含む)。

田川先生による音楽表現の模擬授業では、ドレミパイプというパーカッション楽器が配られ、高校生たちがカエルの歌のメロディー演奏にチャレンジしました。

キャンパスツアーで学内を案内した安藤歩さんは、「少し緊張しましたが、ちょうど母校の高校生たちに説明ができて楽しかったです」と話していました。「入学前に、不安なことやわからないことをできるだけなくしてもらえたら」という思いがあるそうです。

学生ホールでの学生トークコーナーは少人数で行われ、学生生活に関するいろいろな質問が上がっていました。

次回のオープンキャンパスは8月21日(土)です。また、個別相談会も予定しています。お申込みについてはHPで告知します。
https://teikyo-gjc.ac.jp/admission/opencampus.html#open