令和3年度卒業式を行いました

3月11日に山梨市民会館で卒業式が行われました。

入学当初からコロナ禍の中で頑張った学年の卒業生たち。卒業式もコロナ対策に気を付けながらではありますが、無事に開催することができ、この日のために選んだ晴れ姿に身を包んで皆嬉しそうな表情を浮かべています。

在校生による校旗入場で式がスタートしました。

ピアノの生演奏が流れる中、冲永学長より一人ひとりに卒業証書が手渡されます。成績優秀者などを讃える各賞の授与も行われました。

三石副学長が、コロナ禍やオリンピック、パラリンピックなどの2年間の出来事や、紅葉祭(学園祭)での胸を打つエピソードなどを振り返り、お祝いの言葉を贈りました。

各方面からの祝電披露の後、在校生の安藤歩さんが送辞を述べました。コロナ禍で行事の数は限られましたが、紅葉祭で先輩方に導いてもらった思い出や感謝の想いなどが語られました。

答辞を述べたのは浅野心暖さんです。入学当初はリモート授業という孤独との戦いから始まり、登校してからもマスクで顔が半分見えないというこれまでにない生活。しかし仲間たちと共に学業に励んで、無事皆で卒業まで辿り着くことができました。涙をこらえながら自らの言葉で語りきる姿が感動的でした。

校歌と「蛍の光」は出席者全員で心の中で合唱しました。

最後の記念撮影。本当におめでとうございます!

思い出の写真を撮影し合う卒業生たち。「2年間楽しかった」という感想が多く聞かれました。友達と離れるのは寂しいけれど「また集まる機会を作ればいいよ」という声もありました。

卒業後もそれぞれの場所で頑張ってください!素敵な未来をお祈りします!

こども園で働く卒業生に聞きました

認定こども園甲府西幼稚園で働く本学の卒業生、内藤布由子先生にお話を伺いました。

内藤先生は短大時代、体育教師への道の方に進もうか迷いがあったとのこと。しかし園へ実習に行ったら楽しくて、「保育士になりたい!」と心が決まったそうです。

就職したのは23年前。年数を重ねたり、ご自身が出産を経験することで見え方が変わってきて、「深い職業」だと感じているそうです。

産休後は、保護者の方への気持ちにこれまで以上に寄り添って、大切な命を預かっていることを意識するように。
例えば園児の体調が良くなさそうなときは、お天気が良くてもお部屋で過ごさせてあげたり、排泄が赤いなと思ったら洗ってあげたり。
保護者へのお便り帳には、心配なことだけでなく成長ぶりを感じるエピソードを書いて渡し、「いつも楽しみにしています」と言ってもらっているそうです。

「子育てをしながら働くことをためらうお母さんもいますが、外で生き生きと働くことも応援したいです。子どもは幼稚園でしかできない成長があるし、園に預けた分、家で子どもと過ごす時間はしっかりと関わってあげるというメリハリが出ます。不安にならないように「任せてください」と声を掛けてあげたら、「安心して預けられてよかったです」と喜んでもらえました」。

学生時代には、自分の引き出しをたくさん作っておくのがおすすめだそうです。
絵でもお話でも歌でも、得意なことを見つけて何でも挑戦してみることが力になります。

この仕事がとても楽しくて、「毎日楽しそうに働いて、いいね」とご家族から言われるほどだそうです。内藤先生の娘さんも、幼稚園の先生になりたい気持ちがあるとか。
「結婚して、出産してからもずっと続けられる仕事、むしろ出産を経験してさらに必要とされる素晴らしい仕事です。自分が親になったときにも役立つので、ぜひおすすめしたいです」。

 

2022年度新入生向け事前授業について

2022年度の新入生を対象に、事前授業を実施いたします。

○実習・入学ガイダンス
日時:3月16日(水)10:30~11:15
方法:オンライン(zoom)

○ピアノレッスン
日時:3月18日(金)10:30~11:15
方法:対面(大学内)

申込方法については、2月中旬頃に郵送でお知らせします。

 

冬季休業期間の事務取扱いについて

冬季休業に伴い、次の日程を業務休止日とさせていただきます。

【業務休止日】12月28日(火)~1月3日(月)

業務休止日は事務業務を一切停止いたします。
資料請求やお問い合わせ、各種証明書の受付・発行など、お急ぎのご用件のある方はご注意ください。

三井教授が令和3年度山梨県文化賞奨励賞を受賞しました

三井正人教授が令和3年度山梨県文化賞奨励賞を受賞しました。

文化賞表彰は、山梨県の「文化の向上、発展に貢献された方を表彰することで、その功績を讃えるとともに今後の活動を奨励し、県民文化の振興を図って」いるものです。

三井教授は美術の分野で山梨県内における美術展の審査や、作品制作の指導助言、立体造形の講座講師として後進の育成に力を注いでいます。
また、全国的な展覧会で受賞し、山梨県内外で創作活動を行っている若者の目標になっているなどの功績により、今回の受賞となりました。

三井教授の受賞は本学にとりましても誠に慶賀なことであり、心よりお祝い申し上げます。

紅葉祭3日目の様子

3日目は、一部一般客も受け入れて出店やゼミ発表を行いました。

1階ではペットボトルボーリングが行われています。

倒れた!ペットボトルの数に応じてお菓子がもらえます。

新聞紙ダーツは、やってみると思ったより難しい!?

「もう一回やりたい!」と何度もトライして楽しんでくれた子どももいました。

こちらは宝探しゲーム。カラフルな葉っぱに数字が隠れています。

何番が出たかな? お菓子の景品が用意されています。

プラバンのコーナー。下絵が描かれたプラスチックの板が用意されており、好きな色を塗ります。

オーブントースターで熱すると、縮んでちょうどいいサイズのキーホルダーが完成。

こちらは輪投げです。得点が高いボトルはどれかな?

皆で抱えるほどの駄菓子を買いに行って、景品の準備は万端です!

階段状の席をうまく利用した射的です。絵が描かれた的に当てましょう!

当てたい!射的もなかなか難しいようです。

ずらりと並んだ景品が、お祭り気分を盛り上げます。

お祭り気分といえば屋外の出店。県内の店舗などに声を掛けご協力いただきました。

ソーセージに豚汁、クレープ、面白い缶詰なども売っていて、何を食べるか迷います。

たこ焼きを満喫中でーす!

お天気が良くて本当によかった!タピオカも飲みました!

実行委員長の飯島晴菜さん。皆を撮影してまわる合間にランチを取ります。
「コロナの状況があって大変でしたが、声をかけてもらうことによって出店も揃い、皆に楽しいと言ってもらえました。私自身も「撮影するだけでなく参加していって」という誘いを受け、出し物を楽しむことができました。今年のテーマは”繋ぐ 〜広がれ笑顔の輪〜”。それが達成できたようで嬉しいです」。

ダンスやパネル型シアターを一般客の前で披露し、来場していた卒業生に子どもたちの実際の感覚に関して助言をもらう場面もありました。

親子で観て楽しめるマリオネット劇。人形や役者と一緒に記念撮影も行いました。

協力して片付けを行なった後、それぞれのゼミの教室に戻ります。

本学では、他者と協力する姿勢といった社会人として必要なスキル(ジェネリック・スキル)の習得を大切にしています。ジェネリック・スキルを磨いた学生には随時先生からスタンプが贈られており、今回スタンプが貯まった学生の中から抽選で表彰が行われました。

今回大活躍した実行委員のメンバーからの選出が、たまたま多かったようです。選ばれた人には後日ギフトカードが進呈されます。

また、壁面装飾のコンテストで優勝したEゼミのメンバーにプレゼントが贈られました。動物たちがピクニックをする様子をボリュームいっぱいに表現できました。

副学長から全学生に対してねぎらいの言葉があり、紅葉祭が終了。1年生2年生が混じって協力したゼミのメンバーで写真を撮り、思い出を胸に刻みました。

第51回紅葉祭を開催しました

11月18日~20日に紅葉祭(学園祭)を行いました。1日目は学生がお楽しみ会などを企画。2日目には、県内の4つの園の園児たちを招き、保育技術研究の発表を楽しんでもらうことが叶いました。

感染症予防対策を入念に行い、教室内を除菌する時間も度々設けます。

昨年学生たちが授業で手作りした絵本「うん かっこいい!」を、スライドに映しながら朗読をしたクラス。雰囲気を盛り上げるために、ピアノ伴奏や効果音も先生と一緒に考えたそうです。

さらにハンドベルにダンス、花笠踊りと、さまざまな演目を順に披露しました。

大型絵本を使って読み聞かせを行なったクラスです。子どもたちが入ってきた途端、緊張で心臓がバクバクしたという声もありましたが、練習通りハキハキと表現できました。

子どもたちが大きな声で歌いながら手遊びに参加してくれるのが感激です。

マリオネット劇の「アラジンと魔法のランプ」。ちょっと不思議なダンスに子どもたちの視線は釘付けです。

マリオネット劇の取り組みで一番時間がかかったのが、人形作りだったそうです。舞台裏で人形の糸を引き、裏返ったりせず動きを出せるよう気を配りました。

アラジンや大魔王、悪役のジャファーは衣装を着て登場。セリフに声量があり、熱がこもっています!

パネル型シアターも子どもたちに人気です。子どものリアクションが予想と違うことがあって驚いたという意見もありました。臨機応変に対応することが必要です。

最後に子どもたちに手作りのミニプレゼントを渡し、お別れです。子どもたちのかわいらしい反応に名残惜しい気持ちが湧いてきます。

学生ホールには、今年の手作り絵本を展示しました。授業の中でどのように内容を考え、何にこだわって作画したかもわかる展示です。

手作りの大型紙芝居やエプロンも展示。例年にも増してオリジナリティー溢れる作品が数多くあるようです。

校内は文化サークルの展示や、各ゼミごとの壁面装飾などで飾られています。

子どもたちが帰った後は、学生によるビンゴ大会が行われました。

ゼミごとに各教室に分かれ、リモートで繋がって当選番号を発表。ビンゴになった人は本部にやって来て、景品を決めるクジを引きます。

クッキングツールや絵本、スマホグッズやブランケットなどいろいろなものが当たりました!

一番大きい景品はビーズクッション。当たってラッキー!

ビンゴを逃した人もぬいぐるみや文房具、靴下などのプレゼントを持ち帰ることができました。