音楽の模擬授業のオープンキャンパス

今月のオープンキャンパスは7月22日。山梨市駅前のロータリーにある桃の木にはもう色づいている実もあります。

暑い中多くの高校生や保護者の方々にご来校いただき、三石副学長が近年の状況や注目すべき本学の特徴についてお話しました。

続いて音楽室に移動。保育技術研究の模擬授業です。保育技術研究は、音楽や造形などの5つのクラスに分かれて学生たちが主体的に保育の技術を磨いていく授業です。
筒状の棒の長さの違いによって音階を出すドレミパイプを使い、楽しい動きや音、かけ声で迎えました。

本学では既存の道具だけでなく、オリジナルのアイテムも用います。
スライドに映されているのは、学生たちがゼロから物語を考え、絵を描いて仕上げた絵本のページです。物語の魅力を引き出すような朗読の仕方や効果音を皆で考えて表現しました。

発表の合間の準備時間も、クイズを出すなどして楽しんでいただきます。

木琴や太鼓、クラリネットやピアノなどで「聖者の行進」の演奏も行いました。昨年の学園祭で披露し、大好評だった曲です。2年生たちは仲間と共に演奏する楽しさを味わっていました。

最後に絵本の読み聞かせを披露し、盛りだくさんの内容で発表を終えました。

学校説明会では、学生と教員とが親密な関係を築いている例として、卒業生が近況やお礼をしたためて送ってくれた手紙を紹介する場面もありました。

また、今月完成した学生募集要項を用いて、入試の形式についての説明を行いました。

キャンパスツアーでは、各教室が実際にどのように使われているかを学生スタッフが説明しながら巡ります。

学生たちが製作した子ども向けのアイテムが展示されいる教室では、作品を手にしてどんな構造になっているのか注目している高校生もいました。

次回のオープンキャンパスは8月5日です。次回のご参加もお待ちしています! ⇨お申込みはこちら。

6月のオープンキャンパスの様子です

6月24日にオープンキャンパスが行われ、学生スタッフと教員が来校者をお迎えしました。

オリエンテーションでは、保育科専科の短大として長年手厚い指導を行ってきた本学の特徴について三石副学長がお話ししました。

続いて3週間の幼稚園実習を終えたばかりの2年生が登壇。園の先生にご指導頂きながら、自分で考えた指導案をもとに1日中子どもたちと向き合った貴重な体験について語りました。

実習時に実際に子どもたちに見せた自作の大型紙芝居を披露。不思議な薬をふりかけるシーンでは、子どもたちが一緒になって薬をふりかける仕草を楽しんでくれたそうです。

教室を移動した後は、清水先生による模擬授業です。学生が先生役となり、来校者が子どもたちになったつもりで6月にぴったりのアイテム作りに挑戦します。

アイテム作りの導入となるお話を1年生が披露。この日のために皆で考えたストーリーで、表現の楽しそうなトーンや間合いもバッチリです。
クローバーのような形ですが・・・これはちょうちょでした!

お話に登場したアジサイのチャームを実際に作ってみましょう! 作り方もテンポよく楽しく伝えます。

高校生たちが制作に取り掛かります。色とりどりのかわいいポンポンは、学生たちが放課後に残って何百と用意したものです。

学生たちが席を見回ってサポートします。うまく出来上がったようですね!

グループごとにキャンパスツアーが行われ、各教室が普段どんな風に使われているかを学生たちが説明しました。

製作物が展示してある教室では、いずれ自分たちが作るかもしれないアイテムの数々を高校生たちが興味深そうに眺めていました。

学校生活や入試についての説明会がスライドを用いて行われ、何でもQ&Aとして個別相談も受け付けました。

オープンキャンパスは学校の雰囲気を直に感じられるチャンスです。なんとなく来てみたオープンキャンパスをきっかけに、本学で保育士を目指すことに決めた学生もいます。
次回のオープンキャンパスは7月22日。テイタンらしさを感じていただけるように、また別の内容を準備してお待ちしています! ⇨お申込みはこちら。

オープンキャンパス-模擬授業とは?

 

 

帝京学園短期大学のオープンキャンパスで面白いと人気なのが、保育に関する模擬授業です。
AO入試では、オープンキャンパスの時に受けた模擬授業の感想を提出してもらうのも選考方法の一つとなっています。

今回はまず、赤間先生が幼児の「ことば」についての講義を行いました。
赤ちゃんは最初は意味を持たない発声をしますが、次第に子音と母音による発音をするようになり、意味のある言葉を急激に理解する段階が来る……入学後、このように子どもに関することを体系的に学んでいくことで、保育者への道を進んでいくことになります。

もう1つの模擬授業は美術室で行いました。三井先生による造形の授業です。「皆さんは5歳児になった気持ちで」。
在校生のサポートの中、思い思いの色を使ってうちわに絵柄をつける遊びをしてもらいました。

今回、オープンキャンパスの進行の手伝いを行なった在校生の浅川朔葉さん(1年生)は、「去年までは自分が参加する方だったけれど、今年は迎える側。模擬授業でどうすれば高校生たちに伝わるものになるか考えるなど、裏に努力があったんだということを知りました。参加した高校生たちといろいろと話して学校の魅力を伝えられたと思います。」と話していました。