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卒業式終了後、「やまなし観光カレッジ」修了証の交付式が行われました。
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2年次に「山梨学」を受講した10名の学生が登壇し、石井副学長より修了証が手渡されました。
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山梨学では、山梨の観光業などで活躍中の外部講師による講義を受け、観光施設を視察して、自らの企画案をレポートにまとめる取り組みを行い、良い思い出になったそうです。
卒業式終了後、「やまなし観光カレッジ」修了証の交付式が行われました。
2年次に「山梨学」を受講した10名の学生が登壇し、石井副学長より修了証が手渡されました。
山梨学では、山梨の観光業などで活躍中の外部講師による講義を受け、観光施設を視察して、自らの企画案をレポートにまとめる取り組みを行い、良い思い出になったそうです。
山梨県の大学生が山梨の魅力について学ぶ「山梨学」の講義が開かれました。
「山梨学」は県が推進する「やまなし観光カレッジ事業」の一環で、本学ではこれまで県や市の職員、観光業で活躍中の外部講師を招いて講義が行われてきました。
最終回となる今回の5回目の講義では、やまなし大使で子育て支援に詳しい新津幸さんを講師に迎えました。新津さんは、山梨子育て応援誌Chibikko Pressを月1回発行し、南アルプス市市民活動センターのコーディネーターとしてNPO法人やママサークル等の団体を支援するなど、幅広く精力的に活動されています。
講義では、県内にある子育て関連の団体が多数紹介されました。母親が自分の時間を楽しめる場所があったり、子どもがいる家に赴いて行う支援活動があったりと団体ごとにそれぞれ特徴があり、支援内容や雰囲気によって利用の仕方が選ばれているようです。
新津さんは自身の育児経験から来る素直な思いから子育てサークルを立ち上げ、一時期400人規模にまで発展させた体験談を語り、学生たちは真剣に聞き入っていました。
また、山梨県には「産前産後ケアセンターママの里」という優れた施設があり、妊娠中や出産後の不安を助産師に相談して一定期間宿泊することが可能で、県外の利用者もいることが話題に上りました。
子育て支援関連の講演をするために全国各地に赴いた際には、自然の中で子育てができる山梨の環境の贅沢さに改めて気づいたそうです。
最後に「若い人たちの感性で何でもやってみれば、たとえ失敗をしても価値があります。期待しています」と激励の言葉がありました。
講義の後、学生たちは清里の一大観光エリアである「萌木の村」に赴き視察しました。これまでの講義を踏まえ、どんなツアーを企画すれば山梨の魅力を伝えられるかを各々が考える段階に入ります。
中村優希さん(写真左)は、自分たちなりの意見や流行を生かして企画し行動すればいいという姿勢や、外に出ないとなかなか地元の良さが分からないという新津さんの話に共感したそうです。中村さん自身、今抱えている膝の怪我を治した後は、東京の学校でさらに保育を学んでから山梨に戻ってきたいのだそうです。
穂坂裕汰さん(写真右)は、5回の講演を通じて「まず講師の方々の話し方が参考になりました。山梨は宝の持ちぐされだと気づきました」と話していました。「山梨は車での移動が便利で、自然の中で創造的な遊びがいくらでもできる環境。社会的なマナーは必要ですが、枠に囚われず面白いことをどんどんやって山梨の良さを広めていきたい」と意欲的に語っていました。本学に来て思っていた「子育ては大人が楽しめなければ意味がない」ということを、「山梨学」の講義でも改めて感じたそうです。
県外客を対象としたツアーの企画としては、畑での農業体験を組み込む案、ワインに関する案、ジュエリーや野外の魅力を生かす案など、それぞれが構想を胸に秘めているようです。企画案は県に提出し、採用されれば実現されるそうなので期待が高まりますね!
1年生向けに就職講演会が開かれ、北杜市にある社会福祉法人 八ヶ岳名水会より、本学の卒業生を含む4名の先生方にご来校いただきました。
八ヶ岳名水会は、障がい者支援施設「星の里」の運営をはじめとするさまざまな事業を展開しています。生活や労働が困難な方のサポートとともに地域の課題にも取り組んでおり、全体構想として農業部門、基礎学力を高めることを目的としたブリッジスクール部門、アート部門があるそうです。
スライドを使い、各施設や事業所で実際にどんなことが行われているのかが紹介されました。先生方は、利用者さんが安心できる雰囲気づくりやメリハリのある生活を送れるように、例えばイベントがある時は自らヒーローの格好をして全力でショーを行って共に楽しむなど、日頃から意識して仕事をされているようです。
障害のある利用者さんと生活を共にすることにより、小さくてもそれぞれの利用者さんに目標ができ、どうすればそれが叶えられるかを考えてサポートしているそうです。達成できたときの純粋な笑顔を見るとやりがいを感じるというお話もありました。
障害のある方が感情表現として人を叩いたり暴れたりする場合がありますが、そうするのには必ず理由があるため、怖がるのではなく、そのときどきで何を伝えたかったのかを察する努力が大切です。
子どもたちにも自由な発想を持って接し、皆で自転車用の車庫作りをしながら物を大切にすることを学ぶといった取り組みも自ら考案して行っているそうです。
全部援助するのではなく、できないところをサポートするという姿勢が大切。また、利用者さんに対するコミュニケーションはもちろん、職員同士の連携もとても重要だそうです。
学生が施設に実習に赴く際に、どんな心構えが必要かも話題に上りました。何をしたらよいのかわからず途方にくれることもあると思いますが、利用者さんと積極的に関わることを楽しんでほしいそうです。障害のある人、としてフィルターをかけて見るのではなく、個性ある一人の人として見ることが大切です。
就職したら、仕事の上で失敗することもあると思いますが、次に生かせるように工夫できる人が求められているそうです。1日の流れを俯瞰し、先を見通して何が起こるかイメージしながら仕事をするといった実体験に基づく貴重なアドバイスがあり、学生たちはメモを取りながら耳を傾けていました。
ある学生は、1年次の施設実習の際、星の里でお世話になったそうです。3日間だけでしたが利用者さん一人ひとりの性格の違いを感じられ、やりがいがありそうだと思い、施設への就職を考えているとのこと。この日の講演でも知らなかったことをいろいろ学ぶことができたそうです。2年次の施設実習では、もっと積極的に一人ひとりの利用者さんに関わっていきたいと話していました。
紅葉祭2日目は、各ブースで出す食べ物などの準備から始まりました。
入れ物をどうするか、保温はどのようにするかなど、やってみて初めて気付くことも出てくるようです。
お客さんが集まりだしました!
小袋にひとつひとつ可愛いイラストが描いてあるあたり、さすが保育科という印象です。
寒い日なのであたたかい肉まんが嬉しいですね。食べ物の出店に関して保健所とやりとりし、手袋をはめるなどの衛生面に注意するといった細かな仕事も学生自身で行ったそうです。
食べ物のほか、ヨーヨーや玉入れのブースもありました。
訪れる子どもたちのために学生が事前に用意したフェルトのパーツで、ぬいぐるみ作りを楽しんでもらいました。とても上手にできましたね。
この小淵沢キャンパスで学園祭が行われるのは最後かもしれないということで、足を運んだ卒業生たちもいたようです。
桐葉館に展示されたエプロンなどの手作り作品を前に、「保育士となって働く今は時間がなくてとても作れないので、こういったものを学生の時にたくさん作っておくと後で使える」と卒業生たちが話していました。
エプロンのほか、手作り人形やペープサートで使用したキャラクター、畑での実習を通じての研究発表などが展示されていました。
また、この日は地域のボランティアグループ「ほくと遊びの森を作る会」による最後の遊びの日で、自然あふれるプレーパーク(冒険遊び場)で多くの子どもたちが思い切り体を使って遊んでいました。
午後には、学生によるカラオケ大会が開かれました。
「この大学内はみんな身内のような感じ。たとえ失敗しても笑えて思い出になるこの雰囲気の中にいるうちに、何でも挑戦してみるのがいいと思う」と話していた卒業生もおり、「自分が学生の時は運営のことに気を取られていたけれど、こうしてみるともっと楽しんでもよかったのかも」と笑っていました。
最後にビンゴ大会が行われました。ディズニーペアチケットやヘアアイロンなど、景品多数!
当たらなかった人にもお菓子が配られました。全員が楽しめて、思い出に残る学園祭になったことと思います。
11月16日・17日に紅葉祭が開かれました。学園祭初日は地域の保育園や幼稚園などの子どもたちにさまざまな発表を見てもらうのが恒例となっています。会場となる体育館の飾り付けもバッチリです。
司会の2人が「これは何の格好でしょう?」と自分たちの服装について子どもたちにたずねると、「あおむしー!」と元気な答えが返ってきました。
これまで練習してきた手遊び歌からスタートします。
子どもたちが知っている手遊びも多いようで、全員で楽しみました。
1年生がいくつかのグループに分かれて、臨場感たっぷりに大型絵本を読み聞かせました。
ハンドベルの綺麗な音色が響き渡ります。ルパン三世のテーマをはじめ、何曲も続けて演奏していました。
指先にプラスチックの仕掛けがついた手袋をはめ、机などを叩いて音を出すタップリングを行なった4名。あわてんぼうのサンタクロースの曲に合わせたダンスが素敵です。トナカイを担当した小林沙和さんは「緊張して、少し間違えてしまいました」と話していましたが、軽快なダンスに子どもたちが見入っていました。
パネルシアターを発表したグループもかなり練習を重ねたそうです。キャラクターを動かす人と声を出す人の息が合うように…。効果音を出す係も重要です。
丹沢季子さん(写真左端)は、「子どもたちの顔を見たら一気に緊張が吹き飛び、やっぱり保育園の先生になりたい、という気持ちが強くなりました」と話していました。
マリオネットの大掛かりな仕掛けを作ったグループ。三匹のこぶたがテーマなのでこぶたやオオカミのかぶりものを被って手遊びから始めます。
周りの照明を落として、手作りのマリオネットにスポットライトを当てて物語を進めます。
黒子役の学生がこぶたやオオカミを操り、家に取り付けた仕掛けも使いながらドラマチックに表現しました。
「1年生だけが発表をして、2年生がしないのはおかしいのではないか」と2年生の有志が自分たちで話し合い、最後に披露したのが巨大ペープサートです。
ベニヤ板などでイチから作ったという、はらぺこあおむしのキャラクター。見たことがないような特大サイズでインパクトがあります。あおむしが食べたものを順に見せるとき、どうしたらテンポよく印象的に見せられるかなど、工夫を凝らしています。
合唱に合わせて物語が進み、ついにあおむしがチョウチョになります。キラキラとしたカラフルな布で作られた巨大なチョウチョが現れ、最後に子どもたちの頭上を舞って消えるという驚きの展開に歓声が上がりました。
子どもたちとはここでお別れです。さようなら!見てくれてありがとう!
午後は学生たちが楽しむ時間。クイズ大会や、ゼミごとの発表を行いました。
少人数制の大学だけあり、全員が一体になって楽しめる雰囲気がいいですね。
第48回 紅葉祭のお知らせ
今年のテーマは「自然~自分らしさの輝きを~」です。
帝京学園短期大学内にて開催いたします。
開催日時は平成30年11月16日(金)、11月17日(土)です。
入場は無料です。
スケジュール
日時・場所 | 内容 |
11月16日(金) 10:00~ 本学体育館 |
10:00~12:30 ★絵本、パネルシアター、ハンドベル、
13:30~(学生向け) 〇×クイズ大会、各ゼミ発表 |
11月17日(土) 10:00~ 本学内 |
10:00~12:30頃 ★プレーパーク(雨天中止)、各ゼミの出店、
13:00~14:30 ★カラオケ大会
14:30~(学生向け) ビンゴ大会 |
★一般公開をしています。
1日目(16日)には、本学の1年生が授業を通して保育に必要な技術を学んできたことを発表する場や、2年生が有志で行う発表などがあります。
2日目(17日)は、プレーパークのほかに、授業の一環として製作と遊びができるブースを用意しております。
桐葉館にて両日とも、授業の学びや、学生の保育の現場で使えるエプロンシアターなどを展示しておりますので、ぜひご覧ください。
学生一同、発表に向けてより良いものになるよう毎日練習に励んでおります。ぜひ足をお運びください。
「やまなしで働く魅力」〜これからの働き方をどう考える〜と題する若者座談会が10月3日に開かれました。
就職を機に首都圏等へ転出する若者がいるという問題を背景に、大学コンソーシアムやまなしの取り組みとして開かれた座談会で、開催校のうち本校がトップバッターでした。
参加者は2年生の10名。県内の就職先が既に決まっている学生や、地元の近隣県に戻って働く予定の学生、進学を希望している学生もいます。
2年生全員を対象にした事前アンケートでは、働き方で重視することについて「人間関係」や「勤務地や勤務時間」、「快適な職場の環境(物的環境)」などが多く挙げられていました。
また、暮らし方で重視することとしては「交通や生活環境が便利」、「生活費などの物価が安い」、「安全・安心に暮らせる」といった意見が多いようでした。
志村夏海さん(写真左)は、座談会で男子学生が「管理職などへのキャリアアップを目指せる職場であれば、責任は重いがやりがいがあると思う」と発言したことに対し、ボランティア精神に近いような気持ちで仕事を捉えがちだった自分にはあまりなかった発想だけれど、確かに責任が重い仕事にやりがいを感じるかもしれない、と刺激を受けたそうです。
山梨県の魅力について意見を出し合うと、「空気がおいしく、自然が豊かで、ストレス発散につながる」、「日本の真ん中あたりにあり、都会にも海の方にも数時間でいける」といったさまざまな声があり、「そうした山梨の良さを小さい頃から気づくことが大切」との意見もありました。
保育科らしい意見としては、子育てがしやすい環境で、地域の人との協力体制があれば心強いという声が数名から出ていました。
また、山梨で働く場合、より働きやすくなるための望みとして「道路を広くしてほしい」、「電車やバスの本数が増えたらいい」といった交通の便に関する意見が複数上がっていました。
橋本智穂さん(写真中央)は、人前で意見を発表することが苦手なため、克服の機会のひとつとしてこの座談会へ参加したそうです。「保育園も含めて、もっと職場を増やしてほしい。そうすれば県内に残る人ももっといると思う」などと、山梨県出身者としての意見をしっかりと述べていました。
座談会を終え、学生たちの意見を県の施策に生かそうとこの場に足を運んでいた在原巧副主査(山梨県の地域創生・人口対策課)と話す場面もありました。
学生全員を対象にした接遇マナー講習が9月28日に行われました。
講師は企業、学校等のさまざま場で接遇について教えておられる淡路実春先生です。この日は、主に保育所や幼稚園での子どもや保護者の方に対する接遇について学びます。
まず、第一印象としての服装や髪型への配慮は大切。「清潔」と「清潔感」の違いとは何でしょうか? 例えば洗濯をしてある服は「清潔」ですが、アイロンがかかっていない服は「清潔感」に欠けるかもしれません。
挨拶はできるだけ相手より先に、明るく大きな声で。相手の目を見ていないと、挨拶をしていないのと同じようにないがしろにされた感覚を起こさせる場合があります。
子どもに対しては、親しみやすい言葉での語りかけが有効です。年齢による理解力が大きく異なるため、伝わっていないと感じたら文節を区切ってゆっくりと話します。しゃがむなどして子どもと目線を同じにすれば、すっと心に伝わる場合があるようです。
また、自分が話す以上に相手の話を聞くことは大切です。耳へんに十四の心を持つという漢字の「聴く」のような意識で、相手が何を言いたいのかに耳を傾ける必要があります。
保護者の方にはどんな言葉で伝えるのがいいか、実際の状況を考えながら各自考えました。
言葉だけでなく、心を込めて応対することや、誰に対しても平等に接することの重要性についても学びました。
実体験を交えた講義が終わり、学生たちは学んだことをそれぞれの言葉でまとめていました。
受講後の感想を聞くと、「まず心をニュートラルにして相手を見ること」「アクセルを踏まなければブレーキも踏めない」といった相手への寄り添い方についての話が特に心に残ったということです。
9月12日・13日に、小児や幼児を中心とした救急患者に対する救命講習が開かれました。
消防隊員の出動理由には、火災や救助のほか、急病人の救急活動があります。山梨県の峡北地域では、昨年の出動件数4408件のうち、122人が心肺停止患者だったそうです。
119番通報をしてから救急車が到着するまでには、全国平均で9分ほどかかるそうです。救急車が到着するまでの間に素早く処置をすれば、心停止患者が社会復帰できる確率が高まります。
倒れている人がいたら、周囲の安全を確認して、倒れている人に意識があるかを確認します。周囲に助けを求めて119番通報し、呼吸をしているかを確認します。
普段通りの呼吸をしていなければ、直ちに胸骨圧迫を開始します。
鼻をつまんで息を吹き込みます。30回の胸骨圧迫と2回の人工呼吸のサイクルを繰り返します。
人形を使って全員が練習を行いました。結構疲れる、という感想が多いようです。
AED(自動体外式除細動器)は、心室の細動を起こしている患者の心臓に電気ショックを与えて、機能を回復させるために用います。電気ショックを与える必要があるかは、AEDの機械が判断してくれます。
AEDのパッドを貼って、使い方を学びました。丹沢季子さん(写真右)は、この講習をとりわけ思い入れを持って受講したそうです。なぜならバイト先で救急車を呼ぶような状況に遭遇したことがあるためです。もしも今度何かあったら、今回学んだことはできると思う、と話していました。
最後に、止血方法や、口や喉に詰まった異物の除去方法を教わりました。
万が一の場面では、勇気を持って素早く行動をすることが大事であるようです。
9月10日・11日に1年生を対象にNEAL資格取得講座が開かれました。
NEAL (NATURE EXPERIENCE ACTIVIY LEADER) 資格は、自然体験活動の普及や振興に貢献する役割を担う指導者となるための資格です。(→自然体験活動指導者 )