6月のオープンキャンパスの様子です

6月24日にオープンキャンパスが行われ、学生スタッフと教員が来校者をお迎えしました。

オリエンテーションでは、保育科専科の短大として長年手厚い指導を行ってきた本学の特徴について三石副学長がお話ししました。

続いて3週間の幼稚園実習を終えたばかりの2年生が登壇。園の先生にご指導頂きながら、自分で考えた指導案をもとに1日中子どもたちと向き合った貴重な体験について語りました。

実習時に実際に子どもたちに見せた自作の大型紙芝居を披露。不思議な薬をふりかけるシーンでは、子どもたちが一緒になって薬をふりかける仕草を楽しんでくれたそうです。

教室を移動した後は、清水先生による模擬授業です。学生が先生役となり、来校者が子どもたちになったつもりで6月にぴったりのアイテム作りに挑戦します。

アイテム作りの導入となるお話を1年生が披露。この日のために皆で考えたストーリーで、表現の楽しそうなトーンや間合いもバッチリです。
クローバーのような形ですが・・・これはちょうちょでした!

お話に登場したアジサイのチャームを実際に作ってみましょう! 作り方もテンポよく楽しく伝えます。

高校生たちが制作に取り掛かります。色とりどりのかわいいポンポンは、学生たちが放課後に残って何百と用意したものです。

学生たちが席を見回ってサポートします。うまく出来上がったようですね!

グループごとにキャンパスツアーが行われ、各教室が普段どんな風に使われているかを学生たちが説明しました。

製作物が展示してある教室では、いずれ自分たちが作るかもしれないアイテムの数々を高校生たちが興味深そうに眺めていました。

学校生活や入試についての説明会がスライドを用いて行われ、何でもQ&Aとして個別相談も受け付けました。

オープンキャンパスは学校の雰囲気を直に感じられるチャンスです。なんとなく来てみたオープンキャンパスをきっかけに、本学で保育士を目指すことに決めた学生もいます。
次回のオープンキャンパスは7月22日。テイタンらしさを感じていただけるように、また別の内容を準備してお待ちしています! ⇨お申込みはこちら。

いろいろな子ども向けアイテムを作りました

今年度も終わりに近づいています。今年も子どもたちと遊べるいろいろなアイテムを授業で製作しました。

齋藤美緒さんは、「おかし王国のケーキ王子」という大型紙芝居を製作しました。カラフルな色合いが楽しいオリジナルストーリーの紙芝居です。
今日はケーキ王子の誕生日。でもケーキがない!そこで、チョコやイチゴ、生クリームなどいろいろな材料を買いに行き、ケーキを作って皆で食べるというお話です。

子どもたちに「ここのお店では何を売っている?」といった問いかけができるように工夫しており、実際やってみると、「イチゴー!」などと元気良く答えてくれてとても楽しかったそうです。

バランスを考えながら絵具で色付けするのが大変だったということですが、見応えのある紙芝居に仕上がりました。


芦沢洸介さんは、「ねないこだれだ」というエプロン型シアターを製作しました。4歳くらいの子どもたちを対象としたもので、エプロンに付けたパーツを使いながらお話をすることができます。

子どもたちが夜更かしをしないように、おばけが出てくる絵本を題材にしています。
おばけは持ちやすいサイズに作り、エプロンにはマジックテープをしっかり取り付けてパーツを付けたときに剥がれにくくする工夫をしました。
おばけの表側は笑い顔ですが、逆に裏側は怖い顔にして子どもたちをビックリさせられるようにしています。

 

子どもたちにしっかり向き合って会話をするように表現することで、お話の中に引き込むことができると感じたそうです。

 


幡野まりさんが作ったもので思い出深いのは、色えんぴつネックレスとまつぼっくりのクリスマスツリーだそうです。
これは自然観察の授業で近くの万力公園に出かけて作ったもの。同級生同士で話し合いながら試行錯誤して取り組んだのがとても楽しかったそうです。

ネックレスはひとつの枝からえんぴつの形にするのが難しかったとのこと。小さなクリスマスツリー作りは、色合いを考えながら、上手くできた人の真似をしたりして仕上げたそうです。
いつか子どもたちと一緒にこんな風に自然のもので遊べたら、と話していました。

 

本学ではこのように、授業を通じていろいろなアイテムを作るチャンスがあり、先輩たちはそれらを実際に保育の現場で活用しているようです!