11月12日、13日に、第50回目の紅葉祭を実施しました。
今年はコロナの影響を踏まえ、例年3日間開催している学園祭を2日間に短縮。一般客や園児たちの招待は控え、リモートでの催しを中心に工夫して行いました。
今年集合型で学園祭を開くのは、県内の大学では初めてだそうです。
ゼミごとに1、2年生混合の6グループに分かれ、複数の教室をリモートで繋ぎます。
初日のお楽しみ会では、心理テストや山手線ゲームなどを開催。ウインクを武器とするウインクキラーというゲームが盛り上がったという意見もありました。
実行委員会のメンバーが各教室をまわって、状況を確認します。
実行委員長の大堀有加さん(写真左から2番目)は、「うちの学校は少人数制なので、感染予防対策をしながら授業を学校でできているし、紅葉祭を開催できたのが何より嬉しいです。私が実行委員長になったのは、皆で何かを作り上げる経験を楽しみたいと思ったためです。写真を撮るのも楽しいです! 2年生は実習を経験して皆をまとめる自主性がついてきたように感じます」とのことです。
2日目は、1年生が保育技術研究の授業の成果を発表します。そのうちの一つは、絵本の読み聞かせを披露するグループです。
手遊びからスタート。皆きれいに揃っています!
読み聞かせの披露を去年経験している2年生の前で発表するのは緊張しますが、一生懸命行いました。
カラフルな手袋や紙人形を使ってフィンガーアクションをするグループもあります。
連弾など音楽を多用した発表も素敵です。
朗読音楽劇は、大型絵本の題材をもとに、ピアノ伴奏や人形の動きを取り入れたもの。
浮き輪を使ったレインボーダンスは、見た目にも華やかです。
こちらはパネル型シアターを披露したメンバーです。終わった後は、一人ひとり反省点を述べて、さらに良い発表を目指します。
赤ずきんちゃんのマリオネット劇では、手作りした人形を巧みに操ります。観劇していた2年生から、人形の操り方がよかったとの感想が出ました。
着ぐるみを着て演じるシーンもあります。可愛らしいダンスも披露しました。
午後はゼミごとに各教室へ。2年生が1年生に手遊びを教える教室もありました。
2年生は、それぞれいろいろな手遊びを暗記しているようです。
1年生たちもそれに応えてやってみます。
次はゲームの時間。実行委員が前日に仕込んでおいたクイズを解こうと、校舎内のいろいろな場所に探しに行きます。
ここでも感染症予防対策はしっかりと。
クイズ問題のフリップは見つかりましたが、内容がなかなか難しいようです。
実行委員が各教室に待機して、進行を支えています。
1階には隠されたクイズがあるかな? 1、2年混合のグループで動くので、話したことがなかった人と仲良く慣れたという意見もありました。
クイズに解答できたグループは、それぞれクジをひくことができます。さあ中身は?
クジには1、2、3の番号が書いてあります。後に番号に応じてプレゼントがもらえるそうです。
一番いい番号を引いた!と喜んでいる学生も。
最後はリモートでの挨拶で締め括ります。学生委員長の神和絹さん(写真中央)は、「自分が成長できればいいと思って紅葉祭の運営に取り組みました。不安はありましたが、1年生も含めて協力してくれて無事終わることができました!」と楽しそうに話していました。
学園祭の内容の続きとクリスマス会の内容を兼ねて、年明けにイベントを開催する予定だそうです。
1年生の実行委員メンバー。来年は実行委員主要メンバーとして活躍してくれるでしょう!