山梨日日新聞に掲載されました

5月18日(土)の山梨日日新聞「キャンパスほっとナビ」というコーナーに本学の案内が掲載されました。
学生の声として横森真子さんのインタビューも掲載されています。

インタビューを受けた横森真子さん(左) と、
インタビュー内で名前が上がった妹の真菜さん(右)

さんにちEye(山梨日日新聞電子版)からも閲覧できるようになっていますので、紙面を見逃した方はぜひご覧ください。
 ⇒https://www.sannichi.co.jp/HOT/

山梨市で対面式と学生交流会開催

4月になり、桃や桜の木の花々が咲き誇るさまが山梨市各所で見られるようになりました。

山梨市キャンパスの川向こうにある万力公園(万葉の森)の桜並木も満開を迎えた4月3日、対面式と学生交流会が開かれました。

山梨市キャンパスに2学年全員が集う初めての催しです。

今年度は1年生が山梨市、2年生が小淵沢と2カ所のキャンパスで学生生活が営まれる唯一の年。対面式で石井副学長がその点について触れ、新入生に対して「自分たちがリードしていく気持ちで頑張ってください」と激励しました。

2年生代表の挨拶で井口瑚雪さんが「離れていても私たちは皆さんの味方です。夢に向かって共に頑張りましょう」と新入生に語りかけました。

それに対し、新入生代表の野中美緒さんが少し緊張した面持ちで今後の抱負を述べました。

続いて先生方の紹介が行われ、担当内容や何曜日にどちらのキャンパスにいるかといった説明がありました。

また、各イベントの実行委員やゼミのグループ長の紹介があり、順に起立してメンバーの周知を図りました。

対面式が終わり、続いては1年生と2年生が親睦を深める学生交流会です。

交流会をリードするのは2年生。事前に準備した案をもとに、仲間集めゲームを行いました。好きなものや興味の対象ごとに集まりますが、これは心理テストも兼ねているようです!

1年生もインタビューに応じます。徐々に打ち解け合い、100名ほどの全学生が次第にひとつになっていく雰囲気が素敵です。

ゼスチャーゲームではチーム毎に盛り上がりました。1年生、2年生が入り混じり、身振り手振りで伝えたお題は当たったでしょうか?!

「新鮮な気持ちで出会った大学時代の仲間は、不思議と生涯の友となります。大切にしてください」と最後に学生主任の三井先生からお話がありました。

山梨市キャンパス第1期生の1年生。元気いっぱいの面々です!

学年が上がると途端に頼もしい雰囲気になるのが2年生。「学生生活最後の1年間を元気に楽しみたい」「先生方に相談しながら就職活動を頑張りたい」といった意見がありました。小淵沢キャンパスの最後を飾る素晴らしい1年になりますように!

山梨市キャンパスの準備が整いました

いよいよ新年度が始まりますね。
新入生のみなさんを迎えるため、3月は教職員総出で山梨市キャンパスの準備を行いました。

アップライトピアノはクレーンで搬入
お掃除中のみなさん。在学生も大勢手伝いに来てくれました
並べたての電子ピアノ。授業でも自主練習でも使用します
オープンキャンパスでも使用した教室にはグランドピアノが入りました

オープンキャンパスと比べると、学内の雰囲気がかなり変わったように感じます。
新入生のみなさんも、今年のオープンキャンパスに参加を予定している方も、ぜひ楽しみにしていてくださいね。

平成最後の卒業式が行われました

3月15日に小淵沢町の女神の森セントラルガーデンで平成30年度の卒業式が行われました。

校旗入場に始まり、冲永学長から学生一人ひとりに卒業証書・学位記が手渡されます。

晴れ姿に身を包んだ学生たちが、厳かな雰囲気の中で順に登壇しました。

続いて、特に学業に励んだ学生たちの成果を讃える各賞の授与が行われました。

石井副学長の式辞では、他人へ配慮して生きることが自分の幸せに繋がるということ、またキャンパスが山梨市に移転しても時には顔を出して思い出深い先生方と語り合ってくださいとのお話がありました。

続いて来賓の方々から祝辞を頂きました。

1年生の代表が送辞を述べ、紅葉祭などの行事で先輩たちと過ごした思い出を振り返りました。

卒業生代表は、これまで親身になって励ましてくれた周囲の人々への感謝や助け合うことの大切さについて語り、在校生に対して自分の目標を見つけて努力を重ねていってくださいと伝えました。

校歌斉唱と「旅立ちの日に」の斉唱では、これまでのことを思い返してちょっと泣きそうになった、と後で話していた学生もいました。

2年間の短大生活を終え、「楽しかった」「早く感じた」という感想が多いようです。特に2年次の1年間は自分たちがイベントをリードしたり実習に励んだりと内容が濃く思い出に残っているという意見がありました。

山梨県内に就職する学生。新たな世界を体験できる希望に溢れています。

全ての卒業生の今後の活躍を期待しています。

やまなし観光カレッジ修了証を交付

卒業式終了後、「やまなし観光カレッジ」修了証の交付式が行われました。

2年次に「山梨学」を受講した10名の学生が登壇し、石井副学長より修了証が手渡されました。

山梨学では、山梨の観光業などで活躍中の外部講師による講義を受け、観光施設を視察して、自らの企画案をレポートにまとめる取り組みを行い、良い思い出になったそうです。

2019年度入学式及び入学に関する書類のお知らせ

2019年度入学式を下記のとおり挙行いたします。

【日時】2019年4月4日(木) 開場予定 14:30/開式 15:00
【会場】日本武道館
【お問い合わせ先】帝京学園短期大学 学生担当 0551-36-2249(代)

会場周辺は大変込み合いますので、時間に余裕を持ってお越しください。
また、来場には公共交通機関をご利用ください。

※入学予定の方には、入学に関する書類(入学式、オリエンテーション日程、提出書類等について)を3月15日頃に発送予定です。お手元に届きましたらご確認いただくよう、お願いいたします。

卒業生のお仕事拝見

石和東こども園(取材時の名称:笛吹市立石和第三保育所)に勤務している先輩方に、保育の仕事についてお話を伺いました。石和第三保育所は、ワクワクがいっぱい、子ども達の笑顔が輝く保育園です。

深澤春奈先生は、保育士として働いて10年目。現在1歳児を担当されています。
泣いている子がどうしたら安心して過ごすことができるかを考えたり、トイレトレーニングや会話が少しずつできるようになったりする様子を目の当たりにできることが一番楽しいそうです。

大学生の頃は、子どもと関わることにそれほど慣れていなかったそうですが、授業でパネルシアターやエプロンシアターを作って皆の前で発表したことが力になったとのとです。

今目標にしているのは、子どもたちが常に安心して過ごせる環境を作るとともに、お母さんたちの気持ちにも寄り添うということ。深澤先生自身、近年出産を経験し、母親として子育ての難しさを実感したのだそうです。


「保育士なので、子育てはお手の物と思われがちですが、保育士は何人もの先生と一緒に相談しながら子どもを見るのに対して、母親と自分の子は基本的に一対一の関係。感覚が違います。母親は意外と相談できる人を求めていることが多いと気付きました」。経験から得た感覚を生かし、保護者の方一人ひとりに対する関わり方をさらに試行錯誤していきたいと話していました。

勤続11年目の日原照紀先生は、2歳児を担当。子どもたちと一緒に過ごし、音楽活動などが少しずつ形になっていくのを共に喜ぶことが楽しいそうです。

苦労したことといえば、ピアノ演奏。大学でも練習したそうですが、小さな子どもたちが歌うのに合わせて弾くには場数が必要かもしれないとのこと。
「ほかに学生のうちから意識していたほうがいいのは、正しい言葉遣いときれいな字を書くこと。子どもはすぐに先生の言葉を真似します。また、連絡帳は保護者の方にとってわかりやすい字で書く必要があります」。

たまに男性の先生に苦手意識がある子もいるそうですが、その子が好きなことをして遊んだりしているうちに慣れてくるとのことです。


コミュニケーションが大切なのは、保護者の方に対しても同じ。自分が思っているよりももっと大きな声で、明るく挨拶するくらいがちょうどいいのかもしれません。雑談も必要で、例えばお箸の持ち方といったお母さん方が気にしていることをちょっとした会話の中で知ることもあるそうです。その時に必要なことを伝えるられるよう、知識も大切です。

同じ保育園の先生とご結婚され、お子さんもいらっしゃる日原先生。「保育士の給与面で心配している学生さんもいるようですが、ちゃんと生活していけるので大丈夫です。国も優遇する方向にあります。保育士は、子どもと関わり子どもの成長を実感できる楽しい仕事。やはり楽しい仕事を選ぶのがいいと思います」と笑顔で話してくれました。

「山梨学」を学びました

山梨県の大学生が山梨の魅力について学ぶ「山梨学」の講義が開かれました。
「山梨学」は県が推進する「やまなし観光カレッジ事業」の一環で、本学ではこれまで県や市の職員、観光業で活躍中の外部講師を招いて講義が行われてきました。

最終回となる今回の5回目の講義では、やまなし大使で子育て支援に詳しい新津幸さんを講師に迎えました。新津さんは、山梨子育て応援誌Chibikko Pressを月1回発行し、南アルプス市市民活動センターのコーディネーターとしてNPO法人やママサークル等の団体を支援するなど、幅広く精力的に活動されています。

講義では、県内にある子育て関連の団体が多数紹介されました。母親が自分の時間を楽しめる場所があったり、子どもがいる家に赴いて行う支援活動があったりと団体ごとにそれぞれ特徴があり、支援内容や雰囲気によって利用の仕方が選ばれているようです。

新津さんは自身の育児経験から来る素直な思いから子育てサークルを立ち上げ、一時期400人規模にまで発展させた体験談を語り、学生たちは真剣に聞き入っていました。
また、山梨県には「産前産後ケアセンターママの里」という優れた施設があり、妊娠中や出産後の不安を助産師に相談して一定期間宿泊することが可能で、県外の利用者もいることが話題に上りました。

子育て支援関連の講演をするために全国各地に赴いた際には、自然の中で子育てができる山梨の環境の贅沢さに改めて気づいたそうです。

最後に「若い人たちの感性で何でもやってみれば、たとえ失敗をしても価値があります。期待しています」と激励の言葉がありました。

講義の後、学生たちは清里の一大観光エリアである「萌木の村」に赴き視察しました。これまでの講義を踏まえ、どんなツアーを企画すれば山梨の魅力を伝えられるかを各々が考える段階に入ります。

中村優希さん(写真左)は、自分たちなりの意見や流行を生かして企画し行動すればいいという姿勢や、外に出ないとなかなか地元の良さが分からないという新津さんの話に共感したそうです。中村さん自身、今抱えている膝の怪我を治した後は、東京の学校でさらに保育を学んでから山梨に戻ってきたいのだそうです。

穂坂裕汰さん(写真右)は、5回の講演を通じて「まず講師の方々の話し方が参考になりました。山梨は宝の持ちぐされだと気づきました」と話していました。「山梨は車での移動が便利で、自然の中で創造的な遊びがいくらでもできる環境。社会的なマナーは必要ですが、枠に囚われず面白いことをどんどんやって山梨の良さを広めていきたい」と意欲的に語っていました。本学に来て思っていた「子育ては大人が楽しめなければ意味がない」ということを、「山梨学」の講義でも改めて感じたそうです。

県外客を対象としたツアーの企画としては、畑での農業体験を組み込む案、ワインに関する案、ジュエリーや野外の魅力を生かす案など、それぞれが構想を胸に秘めているようです。企画案は県に提出し、採用されれば実現されるそうなので期待が高まりますね!

施設の就職講演会がありました

1年生向けに就職講演会が開かれ、北杜市にある社会福祉法人 八ヶ岳名水会より、本学の卒業生を含む4名の先生方にご来校いただきました。

八ヶ岳名水会は、障がい者支援施設「星の里」の運営をはじめとするさまざまな事業を展開しています。生活や労働が困難な方のサポートとともに地域の課題にも取り組んでおり、全体構想として農業部門、基礎学力を高めることを目的としたブリッジスクール部門、アート部門があるそうです。

スライドを使い、各施設や事業所で実際にどんなことが行われているのかが紹介されました。先生方は、利用者さんが安心できる雰囲気づくりやメリハリのある生活を送れるように、例えばイベントがある時は自らヒーローの格好をして全力でショーを行って共に楽しむなど、日頃から意識して仕事をされているようです。


障害のある利用者さんと生活を共にすることにより、小さくてもそれぞれの利用者さんに目標ができ、どうすればそれが叶えられるかを考えてサポートしているそうです。達成できたときの純粋な笑顔を見るとやりがいを感じるというお話もありました。

障害のある方が感情表現として人を叩いたり暴れたりする場合がありますが、そうするのには必ず理由があるため、怖がるのではなく、そのときどきで何を伝えたかったのかを察する努力が大切です。


子どもたちにも自由な発想を持って接し、皆で自転車用の車庫作りをしながら物を大切にすることを学ぶといった取り組みも自ら考案して行っているそうです。


全部援助するのではなく、できないところをサポートするという姿勢が大切。また、利用者さんに対するコミュニケーションはもちろん、職員同士の連携もとても重要だそうです。


学生が施設に実習に赴く際に、どんな心構えが必要かも話題に上りました。何をしたらよいのかわからず途方にくれることもあると思いますが、利用者さんと積極的に関わることを楽しんでほしいそうです。障害のある人、としてフィルターをかけて見るのではなく、個性ある一人の人として見ることが大切です。


就職したら、仕事の上で失敗することもあると思いますが、次に生かせるように工夫できる人が求められているそうです。1日の流れを俯瞰し、先を見通して何が起こるかイメージしながら仕事をするといった実体験に基づく貴重なアドバイスがあり、学生たちはメモを取りながら耳を傾けていました。

ある学生は、1年次の施設実習の際、星の里でお世話になったそうです。3日間だけでしたが利用者さん一人ひとりの性格の違いを感じられ、やりがいがありそうだと思い、施設への就職を考えているとのこと。この日の講演でも知らなかったことをいろいろ学ぶことができたそうです。2年次の施設実習では、もっと積極的に一人ひとりの利用者さんに関わっていきたいと話していました。