山梨市民会館で卒業式を挙行しました

万力公園にある山梨市民会館で3月12日に卒業式を挙行しました。本学のキャンパスが山梨市に移転してから初めてとなる卒業式です。

卒業を迎える学生たちが袴姿に身を包み、晴れの舞台に臨みました。今年は新型コロナウイルスの影響により成人式が中止になった地域が多かったため、和装で行事に参加するのはこれが初めてという学生もいます。

それぞれ好きな色柄の着物を選び、朝から着付けにヘアメイクにと忙しく身なりを整えてきた学生たち。祖母に着付けをしてもらったという人や、髪飾りにする花を自分でドライフラワーにして用意したという人もいます。

式は、在校生による校旗入場に始まりました。

卒業する学生全員の名前が読み上げられ、学生たちは起立し身を正します。

今年はコロナ対策として、登壇して卒業証書を受け取るのは代表者のみです。学業での功績やジェネリック・スキルを磨いたことを称える表彰も行われました。

石井副学長の式辞では、祝いの言葉とともに、人は皆一人で生きているのではないこと、健康で過ごせることの尊さといったことが自身の経験談を交えて語られました。

各方面から寄せられた祝電の披露があり、在校生代表が先輩たちとの思い出を偲ぶ送辞を述べました。

続いて、2年生の神和絹さんが壇上で答辞を述べました。1年次は山梨市キャンパス一期生として学生生活を送り、2年次にはコロナ禍に見舞われて通常とは異なる状況だったことを振り返り、その中で互いに協力し試行錯誤してイベントを成功させた力を今後に生かしていきたいとの思いを語りました。

コロナ対策のため、大きな声で校歌斉唱ができなかったのが少し寂しかったという感想もありましたが、旋律とともにさまざまな思いがよぎるひとときとなりました。

式終了後、互いに撮影し合ったり、参列したご家族に写真を撮ってもらう学生たち。

皆とても晴れやかな顔です。2年間、友達と仲良く楽しく過ごすことができたという声ばかりが聞かれました。
今後、全員がそれぞれの舞台で思い切り活躍されますように!!