紅葉祭(学園祭)での発表シーン

11月16日から3日にわたって第53回紅葉祭(学園祭)が開かれました。

各ゼミ毎に取り組んだ装飾が学内の至るところにあり、楽しいムードに満ちています。

初日は学生全員がグループまたは個人で、大型紙芝居やエプロン型シアターなどの保育技術の発表を行いました。

また、今回初めての試みとしてカラオケ大会を開催。イントロから曲名を当てて歌う学年対抗形式で大変盛り上がり、これが一番楽しかったという声もありました。

2日目は近隣の園の園児たちを迎えて、保育技術研究の成果を披露しました。
パネル型シアターとマリオネット劇は、3日目にも一般客の皆さんに見ていただきました。

「大きくなったら何になる?」の歌を使ったパネル型シアター。
いろんな動物が順に登場し、ときには全身を使ってなりたいものを表現します。

「皆さんは大きくなったら何になりたいですか?」という学生からの質問に対し、会場からは歌手や看護師といった答えが。叶うといいですね!

2年生が考えた「ワクドキマジック」と題するパネル型シアターでは、個性的な卵がいくつも出てきます。皆で唱える魔法の呪文で動物が出現し、マジックボックスからはそれぞれの好物が出てきました。

マリオネット劇「赤ずきんちゃん」の発表は、可愛いダンスから始まりました。会場の皆さんも一緒に踊ります。

マリオネット人形と、学生自身が扮装したキャラクターががわるがわる登場し、子どもたちを飽きさせない構成になっています。

寝ている間にお腹に石を入れられて、倒れるオオカミ。声もよく出ており、なりきった演技で会場にインパクトを与えていました。

1階のスポーツファシリティールームでは、ダンスサークルのメンバーがダンスを披露しました。

ダンスの授業で振り付けを考えた曲や、自分たちで選んだ流行りの曲を楽しそうに踊る姿に「可愛い!」の歓声が。

さらに、甲斐清和高校ダンス部の皆さんが来校し、息の合った踊りを披露してくれました。

クールな曲に可愛らしいポーズと、バリエーション豊かに表現します。

帝京第三高校のチアダンス部も来校し、日頃の特訓の成果を見せてくれました。

はつらつとした笑顔のダンスが会場を終始明るく盛り上げてくれました。

外にはキッチンカーや屋台がいくつも並んでおり、全制覇したという学生もいました。
卒業生たちも遊びに来てくれるのが本学らしいところ。懐かしい先生や友達と語り、久しぶりの大学の空気を楽しんでいるようでした。

美味しいものを頬張って皆で楽しむ学園祭、きっと思い出に残りますね。

 

絵本づくり、ダンス、ヨガの授業風景

2021年が始まりました!コロナ禍に負けず各学年の最後の期間を満喫しようと皆気持ちを新たにしています。

昨年はさまざまな授業が行われました。
清水先生による2年生の授業では、絵本づくりに取り組みました。
文章を考えるグループ、作画のグループ、絵本の構成を担当するグループに分かれ、学生が主体となってイチから制作。「うん かっこいい!」というタイトルの絵本が出来上がりました!

さまざまな動物が登場し、鳴き声を比べるお話です。カラフルな色は色鉛筆で着色しています。うまく塗れたものをコピーし、同程度の彩度になるよう気を配ったそうです。

山梨日日新聞より(2020年12月3日掲載)
山梨日日新聞より(2020年12月3日掲載)

帝京福祉専門学校の授業と連携することで、この絵本を点字に訳してもらうこともできました。点字絵本は山梨県立盲学校に寄贈し、喜んでいただきました。

絵本づくりを初めて体験した橋爪美穂さん(写真左)は、「お話を考えるのは難しかったけれど、いい経験になりました。点字絵本になることで読者層がより広がることを念頭において、登場キャラクターの形を楽しめるようにしたり、鳴き声を文字で表現したり、読者の読みやすさを求めた工夫をしました」と話します。

絵本は何冊も作成したので、各自持ち帰り、子どもたちに読み聞かせができる日が楽しみです。

井上先生による体育の選択授業では、アニメをモチーフにした創作ダンスを踊りました。テーマ曲に合わせ、学生たちが自ら振り付けを考えます。

「〇〇の呼吸」と自分の名前を入れた”呼吸名”を言いながら、一人ひとりが立ち上がるなど、趣向を凝らしています。

ラストのポーズも決まりました!「楽しく踊れてよかった」「2年の思い出になった」などの感想が上がりました。

2年生の体育には、ヨガの選択授業もあります。週1回のこの授業を受けることで体がほぐれ、よく寝られるようになった気がする、との意見もあります。

ハーブが香るオイルを手に取り、足のマッサージから始めます。次第にぽかぽかと血行がよくなります。腰などの健康でない箇所のつぼで「痛い!」と叫ぶ学生も。

静かに目を閉じて行うことで、自然と自分の身体と内面に集中できます。

ヨガをすると自分の体をリラックスさせるのが上手くなるそうです。きついポーズは、体の状態と相談しながら無理をせず行います。

近年では保育園や幼稚園でヨガを取り入れているところもあるようです。
この授業は大人向けですが、上矢先生は「保育は体力がいる仕事。肩こりや腰痛、体の緊張をほぐすことを覚えて、自分で自分の体をケアしながら社会生活を送ってもらえれば」と話していました。

発表会大成功、11/17・18は紅葉祭

保育技術研究発表会を11月10日に双葉ふれあい文化ホールで開催しました。

本学の学生による子ども向けの舞台で、地域の保育園や幼稚園の子どもたちが760名も集まってくれました。

午前、午後で少し演目が変わりますが、いずれも短時間の演目をいくつも行うことで、飽きさせずに楽しんでもらえる構成になっています。



歌や踊り、紙人形などいろいろな方法で「さんびきのこぶた」を表現。日頃の練習の成果をしっかりと発揮しました。

「しらゆきひめ」ではいくつものシーンを自分たちで撮影し、スクリーンに映し出すことで、インパクトのある絵本の読み聞かせを披露しました。

舞台で本を読むナレーターにいつ照明を当てるか、といった細かいところまで考えています。ナレーションも「自分なりには上出来だった」とのこと。頑張って大舞台を終えた後には喉がカラカラになっていました!

子どもたちも立ち上がり、一緒になって行う歌とダンスはとても盛り上がり、会場が熱気に包まれました。

合唱に合わせ、蛍光色で作ったパネルをブラックライトに照らして浮かび上がらせるブラックシアターでは、幻想的な雰囲気が創り出されました。

この日のために時間をかけて準備していた手作りのカード入りの小さなお土産を、帰り際に子どもたちに配りました。

子どもたちに喜んでもらい、触れ合えるのは、保育者を目指す学生たちにとってとても嬉しい時間。

1117日(金)、18日(土)には紅葉祭(学園祭)が開催されます。
そのうち17日の午前と18日午後には今回の演目の発表も行われる予定です。ぜひ遊びに来てください。 → スケジュールはHPでご覧ください。