
卒業式終了後、「やまなし観光カレッジ」修了証の交付式が行われました。

2年次に「山梨学」を受講した10名の学生が登壇し、石井副学長より修了証が手渡されました。


山梨学では、山梨の観光業などで活躍中の外部講師による講義を受け、観光施設を視察して、自らの企画案をレポートにまとめる取り組みを行い、良い思い出になったそうです。

卒業式終了後、「やまなし観光カレッジ」修了証の交付式が行われました。

2年次に「山梨学」を受講した10名の学生が登壇し、石井副学長より修了証が手渡されました。


山梨学では、山梨の観光業などで活躍中の外部講師による講義を受け、観光施設を視察して、自らの企画案をレポートにまとめる取り組みを行い、良い思い出になったそうです。
2019年度入学式を下記のとおり挙行いたします。
【日時】2019年4月4日(木) 開場予定 14:30/開式 15:00
【会場】日本武道館
【お問い合わせ先】帝京学園短期大学 学生担当 0551-36-2249(代)
会場周辺は大変込み合いますので、時間に余裕を持ってお越しください。
また、来場には公共交通機関をご利用ください。
※入学予定の方には、入学に関する書類(入学式、オリエンテーション日程、提出書類等について)を3月15日頃に発送予定です。お手元に届きましたらご確認いただくよう、お願いいたします。
平成30年度卒業式を下記のとおり挙行いたします。
【日時】平成30年3月15日(金) 受付開始 13:00/開式 13:30
【会場】女神の森 セントラルガーデン
【お問い合わせ先】帝京学園短期大学 学生担当 0551-36-2249(代)

石和東こども園(取材時の名称:笛吹市立石和第三保育所)に勤務している先輩方に、保育の仕事についてお話を伺いました。石和第三保育所は、ワクワクがいっぱい、子ども達の笑顔が輝く保育園です。

深澤春奈先生は、保育士として働いて10年目。現在1歳児を担当されています。
泣いている子がどうしたら安心して過ごすことができるかを考えたり、トイレトレーニングや会話が少しずつできるようになったりする様子を目の当たりにできることが一番楽しいそうです。
大学生の頃は、子どもと関わることにそれほど慣れていなかったそうですが、授業でパネルシアターやエプロンシアターを作って皆の前で発表したことが力になったとのとです。
今目標にしているのは、子どもたちが常に安心して過ごせる環境を作るとともに、お母さんたちの気持ちにも寄り添うということ。深澤先生自身、近年出産を経験し、母親として子育ての難しさを実感したのだそうです。
「保育士なので、子育てはお手の物と思われがちですが、保育士は何人もの先生と一緒に相談しながら子どもを見るのに対して、母親と自分の子は基本的に一対一の関係。感覚が違います。母親は意外と相談できる人を求めていることが多いと気付きました」。経験から得た感覚を生かし、保護者の方一人ひとりに対する関わり方をさらに試行錯誤していきたいと話していました。


勤続11年目の日原照紀先生は、2歳児を担当。子どもたちと一緒に過ごし、音楽活動などが少しずつ形になっていくのを共に喜ぶことが楽しいそうです。
苦労したことといえば、ピアノ演奏。大学でも練習したそうですが、小さな子どもたちが歌うのに合わせて弾くには場数が必要かもしれないとのこと。
「ほかに学生のうちから意識していたほうがいいのは、正しい言葉遣いときれいな字を書くこと。子どもはすぐに先生の言葉を真似します。また、連絡帳は保護者の方にとってわかりやすい字で書く必要があります」。
たまに男性の先生に苦手意識がある子もいるそうですが、その子が好きなことをして遊んだりしているうちに慣れてくるとのことです。
コミュニケーションが大切なのは、保護者の方に対しても同じ。自分が思っているよりももっと大きな声で、明るく挨拶するくらいがちょうどいいのかもしれません。雑談も必要で、例えばお箸の持ち方といったお母さん方が気にしていることをちょっとした会話の中で知ることもあるそうです。その時に必要なことを伝えるられるよう、知識も大切です。
同じ保育園の先生とご結婚され、お子さんもいらっしゃる日原先生。「保育士の給与面で心配している学生さんもいるようですが、ちゃんと生活していけるので大丈夫です。国も優遇する方向にあります。保育士は、子どもと関わり子どもの成長を実感できる楽しい仕事。やはり楽しい仕事を選ぶのがいいと思います」と笑顔で話してくれました。


山梨県の大学生が山梨の魅力について学ぶ「山梨学」の講義が開かれました。
「山梨学」は県が推進する「やまなし観光カレッジ事業」の一環で、本学ではこれまで県や市の職員、観光業で活躍中の外部講師を招いて講義が行われてきました。

最終回となる今回の5回目の講義では、やまなし大使で子育て支援に詳しい新津幸さんを講師に迎えました。新津さんは、山梨子育て応援誌Chibikko Pressを月1回発行し、南アルプス市市民活動センターのコーディネーターとしてNPO法人やママサークル等の団体を支援するなど、幅広く精力的に活動されています。

講義では、県内にある子育て関連の団体が多数紹介されました。母親が自分の時間を楽しめる場所があったり、子どもがいる家に赴いて行う支援活動があったりと団体ごとにそれぞれ特徴があり、支援内容や雰囲気によって利用の仕方が選ばれているようです。

新津さんは自身の育児経験から来る素直な思いから子育てサークルを立ち上げ、一時期400人規模にまで発展させた体験談を語り、学生たちは真剣に聞き入っていました。
また、山梨県には「産前産後ケアセンターママの里」という優れた施設があり、妊娠中や出産後の不安を助産師に相談して一定期間宿泊することが可能で、県外の利用者もいることが話題に上りました。

子育て支援関連の講演をするために全国各地に赴いた際には、自然の中で子育てができる山梨の環境の贅沢さに改めて気づいたそうです。
最後に「若い人たちの感性で何でもやってみれば、たとえ失敗をしても価値があります。期待しています」と激励の言葉がありました。
講義の後、学生たちは清里の一大観光エリアである「萌木の村」に赴き視察しました。これまでの講義を踏まえ、どんなツアーを企画すれば山梨の魅力を伝えられるかを各々が考える段階に入ります。

中村優希さん(写真左)は、自分たちなりの意見や流行を生かして企画し行動すればいいという姿勢や、外に出ないとなかなか地元の良さが分からないという新津さんの話に共感したそうです。中村さん自身、今抱えている膝の怪我を治した後は、東京の学校でさらに保育を学んでから山梨に戻ってきたいのだそうです。
穂坂裕汰さん(写真右)は、5回の講演を通じて「まず講師の方々の話し方が参考になりました。山梨は宝の持ちぐされだと気づきました」と話していました。「山梨は車での移動が便利で、自然の中で創造的な遊びがいくらでもできる環境。社会的なマナーは必要ですが、枠に囚われず面白いことをどんどんやって山梨の良さを広めていきたい」と意欲的に語っていました。本学に来て思っていた「子育ては大人が楽しめなければ意味がない」ということを、「山梨学」の講義でも改めて感じたそうです。

県外客を対象としたツアーの企画としては、畑での農業体験を組み込む案、ワインに関する案、ジュエリーや野外の魅力を生かす案など、それぞれが構想を胸に秘めているようです。企画案は県に提出し、採用されれば実現されるそうなので期待が高まりますね!


1年生向けに就職講演会が開かれ、北杜市にある社会福祉法人 八ヶ岳名水会より、本学の卒業生を含む4名の先生方にご来校いただきました。

八ヶ岳名水会は、障がい者支援施設「星の里」の運営をはじめとするさまざまな事業を展開しています。生活や労働が困難な方のサポートとともに地域の課題にも取り組んでおり、全体構想として農業部門、基礎学力を高めることを目的としたブリッジスクール部門、アート部門があるそうです。

スライドを使い、各施設や事業所で実際にどんなことが行われているのかが紹介されました。先生方は、利用者さんが安心できる雰囲気づくりやメリハリのある生活を送れるように、例えばイベントがある時は自らヒーローの格好をして全力でショーを行って共に楽しむなど、日頃から意識して仕事をされているようです。

障害のある利用者さんと生活を共にすることにより、小さくてもそれぞれの利用者さんに目標ができ、どうすればそれが叶えられるかを考えてサポートしているそうです。達成できたときの純粋な笑顔を見るとやりがいを感じるというお話もありました。
障害のある方が感情表現として人を叩いたり暴れたりする場合がありますが、そうするのには必ず理由があるため、怖がるのではなく、そのときどきで何を伝えたかったのかを察する努力が大切です。

子どもたちにも自由な発想を持って接し、皆で自転車用の車庫作りをしながら物を大切にすることを学ぶといった取り組みも自ら考案して行っているそうです。

全部援助するのではなく、できないところをサポートするという姿勢が大切。また、利用者さんに対するコミュニケーションはもちろん、職員同士の連携もとても重要だそうです。

学生が施設に実習に赴く際に、どんな心構えが必要かも話題に上りました。何をしたらよいのかわからず途方にくれることもあると思いますが、利用者さんと積極的に関わることを楽しんでほしいそうです。障害のある人、としてフィルターをかけて見るのではなく、個性ある一人の人として見ることが大切です。

就職したら、仕事の上で失敗することもあると思いますが、次に生かせるように工夫できる人が求められているそうです。1日の流れを俯瞰し、先を見通して何が起こるかイメージしながら仕事をするといった実体験に基づく貴重なアドバイスがあり、学生たちはメモを取りながら耳を傾けていました。
ある学生は、1年次の施設実習の際、星の里でお世話になったそうです。3日間だけでしたが利用者さん一人ひとりの性格の違いを感じられ、やりがいがありそうだと思い、施設への就職を考えているとのこと。この日の講演でも知らなかったことをいろいろ学ぶことができたそうです。2年次の施設実習では、もっと積極的に一人ひとりの利用者さんに関わっていきたいと話していました。
11月30日(金)、「保育技術研究」で吉田クラスを選択している1年生が、南アルプス市内の「NPO法人あんふぁんねっと」を訪問しました。
4月から授業で製作したパネルシアター「3匹のこぶた」と「シンデレラ」を披露しました。手遊びや手話を交えた歌も発表し、未就園児とその保護者と交流を図りました。

当日は大勢の赤ちゃんも遊びに来てくれました。
赤ちゃんを抱っこする機会がまだ少ない学生たち。赤ちゃんはかわいいけれど、泣かせてしまったらどうしよう……と不安を抱えながら恐る恐る抱っこしていました。

学生に抱かれて気持ちよさそうに寝てしまう赤ちゃんもいましたが、いくらあやしても泣き止まない赤ちゃんも。ママに抱かれるとピタッと泣き止んでしまう光景を目にし、学生たちは親の偉大さに感激していました。
保育者になるうえでよい学びの時間となりました。あんふぁんねっとの皆様、ありがとうございました。

冬季休業に伴い、事務取扱い時間を短縮させていただきます。
【冬季休業期間】12月25日(火)~1月6日(日)
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12月7日に毎年恒例のクリスマス交流会が行われました。

クリスマス交流委員がサンタやトナカイの衣装に身を包み、会の進行を担います。

まずは、委員たちが前日遅くまで飾り付けをしたクリスマスイルミネーションを点灯。

大きなエッフェル塔や凱旋門は、以前、学生と先生が段ボールなどを使って手作りしたもので、美術館で展示したこともあるそうです。

全学生が誕生月などのグループに分かれて座り、ちょっとしたインタビュータイムに。

好きな音楽のジャンルごとのグループにまとまり、一節歌う人もいました。

グループごとになぞなぞを解き、5人の委員が一斉に話した言葉がそれぞれ何だったかを当てるクイズもありました。

風船をいろいろなルールで手渡していくゲームも盛り上がりました。

ちょっとした道具で楽しめるこうしたゲームを進行するのが上手なのは、保育科らしいですね!

ビンゴゲームでプレゼントをゲット。包装と中身が違うものもあるようです!

それぞれが持参したプレゼントを交換したり、お菓子を食べたりと、今年の締め括りといえる会を全員が楽しみました。
紅葉祭2日目は、各ブースで出す食べ物などの準備から始まりました。
入れ物をどうするか、保温はどのようにするかなど、やってみて初めて気付くことも出てくるようです。
お客さんが集まりだしました!
小袋にひとつひとつ可愛いイラストが描いてあるあたり、さすが保育科という印象です。
寒い日なのであたたかい肉まんが嬉しいですね。食べ物の出店に関して保健所とやりとりし、手袋をはめるなどの衛生面に注意するといった細かな仕事も学生自身で行ったそうです。
食べ物のほか、ヨーヨーや玉入れのブースもありました。
訪れる子どもたちのために学生が事前に用意したフェルトのパーツで、ぬいぐるみ作りを楽しんでもらいました。とても上手にできましたね。
この小淵沢キャンパスで学園祭が行われるのは最後かもしれないということで、足を運んだ卒業生たちもいたようです。
桐葉館に展示されたエプロンなどの手作り作品を前に、「保育士となって働く今は時間がなくてとても作れないので、こういったものを学生の時にたくさん作っておくと後で使える」と卒業生たちが話していました。
エプロンのほか、手作り人形やペープサートで使用したキャラクター、畑での実習を通じての研究発表などが展示されていました。
また、この日は地域のボランティアグループ「ほくと遊びの森を作る会」による最後の遊びの日で、自然あふれるプレーパーク(冒険遊び場)で多くの子どもたちが思い切り体を使って遊んでいました。
午後には、学生によるカラオケ大会が開かれました。
「この大学内はみんな身内のような感じ。たとえ失敗しても笑えて思い出になるこの雰囲気の中にいるうちに、何でも挑戦してみるのがいいと思う」と話していた卒業生もおり、「自分が学生の時は運営のことに気を取られていたけれど、こうしてみるともっと楽しんでもよかったのかも」と笑っていました。
最後にビンゴ大会が行われました。ディズニーペアチケットやヘアアイロンなど、景品多数!
当たらなかった人にもお菓子が配られました。全員が楽しめて、思い出に残る学園祭になったことと思います。