いろいろな子ども向けアイテムを作りました

今年度も終わりに近づいています。今年も子どもたちと遊べるいろいろなアイテムを授業で製作しました。

齋藤美緒さんは、「おかし王国のケーキ王子」という大型紙芝居を製作しました。カラフルな色合いが楽しいオリジナルストーリーの紙芝居です。
今日はケーキ王子の誕生日。でもケーキがない!そこで、チョコやイチゴ、生クリームなどいろいろな材料を買いに行き、ケーキを作って皆で食べるというお話です。

子どもたちに「ここのお店では何を売っている?」といった問いかけができるように工夫しており、実際やってみると、「イチゴー!」などと元気良く答えてくれてとても楽しかったそうです。

バランスを考えながら絵具で色付けするのが大変だったということですが、見応えのある紙芝居に仕上がりました。


芦沢洸介さんは、「ねないこだれだ」というエプロン型シアターを製作しました。4歳くらいの子どもたちを対象としたもので、エプロンに付けたパーツを使いながらお話をすることができます。

子どもたちが夜更かしをしないように、おばけが出てくる絵本を題材にしています。
おばけは持ちやすいサイズに作り、エプロンにはマジックテープをしっかり取り付けてパーツを付けたときに剥がれにくくする工夫をしました。
おばけの表側は笑い顔ですが、逆に裏側は怖い顔にして子どもたちをビックリさせられるようにしています。

 

子どもたちにしっかり向き合って会話をするように表現することで、お話の中に引き込むことができると感じたそうです。

 


幡野まりさんが作ったもので思い出深いのは、色えんぴつネックレスとまつぼっくりのクリスマスツリーだそうです。
これは自然観察の授業で近くの万力公園に出かけて作ったもの。同級生同士で話し合いながら試行錯誤して取り組んだのがとても楽しかったそうです。

ネックレスはひとつの枝からえんぴつの形にするのが難しかったとのこと。小さなクリスマスツリー作りは、色合いを考えながら、上手くできた人の真似をしたりして仕上げたそうです。
いつか子どもたちと一緒にこんな風に自然のもので遊べたら、と話していました。

 

本学ではこのように、授業を通じていろいろなアイテムを作るチャンスがあり、先輩たちはそれらを実際に保育の現場で活用しているようです!