今年初の来場型オープンキャンパスを行いました

8月22日に山梨市キャンパスでオープンキャンパスを開催しました。
5月、6月、7月のオープンキャンパスは新型コロナウイルスの感染防止策としてオンラインで行ったため、来場型としては今年初めての開催です。


2年生はピンク、1年生はグリーンのTシャツを着てお出迎えです。来場者は受験学年の方と保護者(1名ずつ)です。午前と午後の部に分けて完全入れ替え制とし、人数制限も設けました。人数制限から漏れてしまった方や受験学年以外の方には、午後の部の教室の模様をライブ配信で見ていただきます。

検温やアルコール消毒などにご協力いただき、新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮しながら順に会場にご案内しました。

参加者には、キャンパスガイドや募集要項などを入れたオリジナルファイルバッグをお渡ししました。バッグは切り取ってクリアファイルとしても使える仕様です。

石井副学長の挨拶では、本学は少人数制で一人ひとりを大切にする教育を行っていること、社会性の基礎となる人間性を鍛える教育を行なっていることなどが語られました。

続いて、今回は川村先生による模擬授業です。「子どもの食と栄養」と題する授業で、朝ごはんをテーマにした内容です。自分自身について振り返るために、朝ごはんアンケートに記入する時間もありました。皆さんは毎朝、朝ごはんを食べていますか?

朝ごはんには、頭や体のエネルギーを補給し、体温を上げて体を目覚めさせ、体内時計をリセットするといった働きがあります。

本学に入学後、保育者として子どもとかかわる際に必要な知識などを学ぶのですが、模擬授業はその入門編といった内容で行われました。

休憩を挟み、2グループに分かれてキャンパスツアーと大学説明会を交互に行いました。
1年生の幡野まりさんはキャンパスツアーを引率し、「初めてのことで緊張しました!」とのこと。以前から人前に立つことへの苦手意識を克服しようという思いがあり、何を話すかを前々日から考えて、先生の案を元に自分なりに書き出していたそうです。


「私の姉もこの学校の卒業生で、今保育士として働いています。姉に聞いていたとおり、先生方が親身になっていろいろな相談に乗ってくれるのがありがたいです。コロナの影響で学外研修がなくなったのが残念ですが、この前、自然観察の授業で万力公園に行ったのが楽しかったです。実際に子どもたちと自然遊びをするのが楽しみです」と話していました。

2年生の古明地春佳さんは、「今回のオープンキャンパスは、コロナの影響で、高校生が楽しめるウェルカムシアターがカットされてしまった」と言い、短時間ながらできるだけ楽しんでほしいという思いを込め、キャンパスツアーの一環として笑顔で手遊びを披露していました。
暑い中マスクやフェイスシールドをするのは大変ですが、「感染予防のためには当然のことだと思います。学生もみんな後期も登校して授業を受けたいと思っているので、引き続き感染予防に努めます」との意見がありました。

学生ホールには、学生等が手作りした子ども向けのアイテムが展示されていました。1年生と2年生がペアになり、大型絵本の読み聞かせを披露しました。

2年生の原汐里さんは、「私が高校生のときは、先生との距離が近いことや、ピアノの演奏に自信がなくてもマンツーマンで教えてもらえることなどを、オープンキャンパスで在学生に聞きました。今日は高校生と直接話せる機会がありませんが、ぜひ皆さんに入学してほしいです」と話していました。

学生が作った指人形を見せているのは、1年生の湯舟愛莉さんです。「コロナの影響で今年は入学式がなく、6月に初めて学校に来た時点では知らない人ばかりでしたが、友達ができて、今では友達と話せることが一番楽しいです」と、イレギュラーな年の学生生活を楽しんでいるようでした。

大学説明会では、大学生活や入試の説明のほか、来年度からスタートする本学独自の奨学金制度”Freshmanシリーズ”をはじめとするライフサポートについての説明がありました。

来場者を絞ったオープンキャンパスでしたが、楽しんでもらえたでしょうか。
今回、多数のお申込みをいただいた状況を踏まえ、急遽8月27日〜30日にオンライン及び来場型の個別相談会を開催することになりました。詳細と申込みはこちらから。オープンキャンパスに来られなかった方もぜひご参加ください。