紅葉祭初日、練習の成果を披露

11月16日・17日に紅葉祭が開かれました。学園祭初日は地域の保育園や幼稚園などの子どもたちにさまざまな発表を見てもらうのが恒例となっています。会場となる体育館の飾り付けもバッチリです。

司会の2人が「これは何の格好でしょう?」と自分たちの服装について子どもたちにたずねると、「あおむしー!」と元気な答えが返ってきました。

これまで練習してきた手遊び歌からスタートします。

子どもたちが知っている手遊びも多いようで、全員で楽しみました。

1年生がいくつかのグループに分かれて、臨場感たっぷりに大型絵本を読み聞かせました。

ハンドベルの綺麗な音色が響き渡ります。ルパン三世のテーマをはじめ、何曲も続けて演奏していました。

指先にプラスチックの仕掛けがついた手袋をはめ、机などを叩いて音を出すタップリングを行なった4名。あわてんぼうのサンタクロースの曲に合わせたダンスが素敵です。トナカイを担当した小林沙和さんは「緊張して、少し間違えてしまいました」と話していましたが、軽快なダンスに子どもたちが見入っていました。

パネルシアターを発表したグループもかなり練習を重ねたそうです。キャラクターを動かす人と声を出す人の息が合うように…。効果音を出す係も重要です。

丹沢季子さん(写真左端)は、「子どもたちの顔を見たら一気に緊張が吹き飛び、やっぱり保育園の先生になりたい、という気持ちが強くなりました」と話していました。

マリオネットの大掛かりな仕掛けを作ったグループ。三匹のこぶたがテーマなのでこぶたやオオカミのかぶりものを被って手遊びから始めます。

周りの照明を落として、手作りのマリオネットにスポットライトを当てて物語を進めます。

黒子役の学生がこぶたやオオカミを操り、家に取り付けた仕掛けも使いながらドラマチックに表現しました。

「1年生だけが発表をして、2年生がしないのはおかしいのではないか」と2年生の有志が自分たちで話し合い、最後に披露したのが巨大ペープサートです。

ベニヤ板などでイチから作ったという、はらぺこあおむしのキャラクター。見たことがないような特大サイズでインパクトがあります。あおむしが食べたものを順に見せるとき、どうしたらテンポよく印象的に見せられるかなど、工夫を凝らしています。

合唱に合わせて物語が進み、ついにあおむしがチョウチョになります。キラキラとしたカラフルな布で作られた巨大なチョウチョが現れ、最後に子どもたちの頭上を舞って消えるという驚きの展開に歓声が上がりました。

子どもたちとはここでお別れです。さようなら!見てくれてありがとう!

午後は学生たちが楽しむ時間。クイズ大会や、ゼミごとの発表を行いました。

少人数制の大学だけあり、全員が一体になって楽しめる雰囲気がいいですね。