これは雑木林の中にあった一本丸太です。
雑木林の中を歩いていると、突然大人でも遊び心をくすぐるような光景が広がり
ました。見るからに朽ち果てた松の木です。人工的にされたものか、自然な倒木で出来上がった物かは分かりません。
よって偶然なのかは不明ですが、川をまたいで架かり橋として利用できました。残念ながら樹皮等が残っておらず、松の品種や年輪から推定年齢等は分かりませんでしたが、落葉松の部類に属すると思います。
写真では分かりづらいですが、下へ降りて石づたいに川を渡れますが、一本丸太を忍者
のように渡ることも出来ました。
写真では運動神経抜群の渡辺君が渡っている場面です。巧みなバランス感覚で見事に渡りきりました。バランスを取りながら簡単に渡って見せたので、周りで見ている仲間も歓声を上げ、拍手で褒めました。
まさに大人でも渡って遊びたくなる気持ちが分かって頂けると思います。
残念ながら子どもには危険なので渡ることはできませんが、丸太橋みたいと見て楽しむことはできます。
そこから子どもの創造性も広がっていくのではないでしょうか。
保育者を目指す視点から見ると、自然の中にはこうした色々な遊びや発見、そして不思議なことが沢山あるのです。まさに五感を使って感じることができます。そこに自然のすばらしさがあると私たちは思いました。自然遊びの中に五感で感じる学びが色々とあるのです。自然が感性を豊かにすることの一つであると学べた内容でした。
私たちは将来保育者として、こうした自然のすばらしさを子どもたちに体験を通して感じさせていけたらと考えています。また四季を通しての自然の姿がある中で、私たちも自然の恩恵を受けながら生きているということを、子どもにも伝えていく保育を展開していきたいと思います。
現在は自然と共存していくことを考える時代だと、ニュースや新聞を見て改めて思います。
その中で、壊れつつある自然を環境問題として捉えて、自然を大切にする気持ちを忘れないように歩んでいく必要があると言えます。
これからも身近にある自然に足を運びながら、自然を大切にして遊びを教える側の私たちも楽しみながら学びを深めたいと思います。
最後にみなさんも是非、身近にある自然に目を向けて足を運んでみて下さい。
そこには思わずカメラで撮影をしたくなるような自然の不思議や感動があるかもしれませんよ。