ペンタス
アカネ科の半耐寒性多年草または小低木。熱帯アフリカ、マダガスカル島に50種分布する。よく知られるクササンタンカ(草山丹花)P. lanceolata Deflersは熱帯アフリカ、アラビア原産。草丈30〜60センチメートルで、葉は披針(ひしん)形から卵形で対生し、全体に短毛が生える。花は、主として秋と春に、長さ2〜3センチメートルの筒状で先が5裂した星状花を、散房花序につけ、赤、桃、白、覆輪などがある。
越冬温度は5〜6℃。多湿を嫌うので日当りと排水のよい所に植える。鉢植えで矮化(わいか)剤を散布し、矮性に仕立てるのもよい。繁殖は挿芽によるが、実生(みしょう)もできる。
熱帯アフリカ、マダガスカルに約50種類が分布する多年性の植物です。花は主に初夏から秋にかけて咲きますが温室内で一定の温度が確保できれば一年中花を付けます。花は星形をしており、一箇所にまとめて房状に付けます。色はピンク、白、赤などがあり、鉢植えとして単体で育ててキレイですが、他の植物と寄せ植えにするとお互いを引き立てあい、その真価を発揮します。
ペンタスの名前はペンタ(”5”という意味)に由来しており、花びらが星形に5つに裂けているのでこの名前が付きました。花の形がサンタンカに似ている草花なので「クササンタンカ」の和名もあります。
日光を好みますので日当たりのよい場所で育てましょう。夏の暑さにも強いですので日除けなどは必要ありません。
暑さに強い反面、寒さには弱い性質があります。暖かい地方であれば戸外やベランダでも冬越しができますが、基本的に冬は室内のできるだけ日当たりのよい場所で育てます。越冬温度の目安は5〜6℃です。
●土がじめじめした環境に弱い
●枝が伸びすぎたら早めに切り戻します
●寒さに弱いので冬は室内かベランダで