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授業紹介

保育技術研究
保育技術研究

近隣の保育現場に訪問し、絵本の読み聞かせやエプロンシアターを実践

 
「保育技術研究」という授業は、子どもの成長や発達段階をとらえながら具体的な計画のもとにさらなる成長・発達を促す保育活動を展開する際に活用される保育技術について、いくつかのグループに分かれて研究するものです。
保育技術研究


その一つのグループでは、保育現場に直接訪問して、年齢に応じた絵本の読み聞かせや紙芝居、エプロンシアターなどの保育技術を展開しながら、活動計画案から準備、実践、反省、修正といった流れを研究しています。
 
今回は、学生自らが立てた活動計画案をもとに、近隣の保育現場に訪問して、実践を行った風景です。子どもたちの元気に圧倒されながらも、興味・関心を少しでも引き出そうと夢中で実践している様子がみられました。
 
保育技術研究

今回、保育現場で直接実践したことで、時間配分や子どもの目の高さを意識した集合の仕方など様々な反省が浮かび上がり、次回の訪問に向けて活動計画案の修正や技術に磨きをかけたいと、学生たちは帰路の途中、口々にそう意気込みを話していました。

 
 

障害児保育(模擬授業)
障害児保育(模擬授業)

4、5歳児の気持ちの葛藤を考え、協力体制や肯定的な声かけを意識

「障害児保育」という授業は、障害児の発達特性はもちろん、保育生活の中で発達や活動上で困難がみられる子どもや保護者にどのような支援が可能かを話し合う形式をとっています。
 
障害児保育(模擬授業)
今回は、学生が実際の保育活動の計画案を他の学生の前で実践する「模擬授業」の様子についてお伝えします。
保育現場を模倣した演習室に、授業を展開する学生以外は、活動計画案で想定された年齢の子どもを想定して活動に参加します。今回は4歳児と5歳児です。4歳児は「自分でやりたいことと我慢することとの間での葛藤」や、5歳児は「友だちの役に立ちたい気持ち」が芽生え始める時期など、各年齢の発達特徴を考えながら、子どもになりきる楽しさを感じているようです。
 
障害児保育(模擬授業)

授業を展開する学生は、発達や活動上で困難がみられる子どもへの支援の方法を考えながら実践することを意識して、手遊びや新聞を使った遊具作り、紙芝居、製作などの活動を考えて実践しています。
 
模擬授業を経験して、活動内容の多さや友だちとの協力体制や肯定的な声かけの工夫といった反省が浮かび上がり、次回の活動計画案作成に向けて大きな収穫があったようです。

 
 

 保育実践演習

県内の公開研究会で「保育実践演習」の成果をポスターで発表、先生方と意見交換

県内にある学校の公開研究会において、ポスター発表があり、本学学生が「ポスター発表」を行いました。
発表の内容は、現代の保育課題を探究し、人前で発表する「保育実践演習」の授業で、学生3人がまとめたものです。
 
研究会に参加していた方の多くが現役の先生。
多くの先生方が足を止めて、ポスター内容を見ていだだき、そのたびに質問をしてくださいました。
学生は、下調べしてきたメモを片手に緊張しながらも、なんとか受け答えをしようと努力している姿が印象的でした。

発表後には学生たちから「やはり、人前で話すのは緊張したけれど、いろいろな情報を教ええていただいて、勉強になった」「改めて、下調べしておくことの重要性を感じた」といった反省が出され、文章力の向上とともに考える力も習得しつつある学生の成長過程に接し、うれしかったです。
 

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