学生主体のミニオープンキャンパスを行いました

3月26日のミニオープンキャンパスは、学生が主体となって行いました。

先日卒業式を終えた2年生2名も、このオープンキャンパスをアシストしています。三石副学長が「こうして卒業生も集まってくれるところに本学の伝統が表れています。本学のアットホームな雰囲気を感じていってください」と参加者たちに語りかけました。

手遊び歌にパネル型シアター、エプロン型シアターに絵本の読み聞かせ、ストーリーテリングと、学生たちによる発表が続きます。

この日足を運んでくれた方々に楽しんでもらおうと、発表の順番も自分たちで考えたそうです。それぞれの発表の様子から、授業を通して実践力が身につくことが伝わったのではないでしょうか。

3つのグループに分かれ、保育の学びを参加者に体験してもらう時間もありました。
エプロン型シアターのグループでは、エプロンに触れてもらい、どんな風に作り、何を意識しているかなどを学生が実体験をもとに伝えていました。

こちらは読み聞かせ。絵本の持ち方にもちょっとしたコツがあるようです。
実習先での体験談も話題に上り、高校生たちは真剣に耳を傾けていました。

パネル型シアターの説明をしているのは、2年生の鈴木萌々子さんです。公務員試験に合格し、来月から北杜市の保育園で働くそうです。念願の0〜2歳児を担当することになって、とても嬉しいとのことです。

鈴木さんが製作したパネル型シアターには、大人がクスッと笑える要素もあり、緊張気味の雰囲気を和ませていました。

最後に本学の全体的な説明と、学生によるキャンパスツアーが行われました。

次年度のオープンキャンパス初回は5月28日(土)の予定です。
完全予約制で、申込み受付開始はもう少し先になりますが、どうぞお楽しみに!

令和4年度 入学式のお知らせ

新型コロナウイルスの感染拡大に鑑み、令和4年度入学式は規模を縮小して下記のとおり実施することといたしました。
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

【日時】令和4年4月5日(火)13時00分~
【会場】山梨市民会館ホール

※新入生とそのご家族(1名まで)のみご参列いただけます。
※事前に郵送した新型コロナウイルス感染症対策へのご協力をお願い申し上げます。

令和3年度卒業式を行いました

3月11日に山梨市民会館で卒業式が行われました。

入学当初からコロナ禍の中で頑張った学年の卒業生たち。卒業式もコロナ対策に気を付けながらではありますが、無事に開催することができ、この日のために選んだ晴れ姿に身を包んで皆嬉しそうな表情を浮かべています。

在校生による校旗入場で式がスタートしました。

ピアノの生演奏が流れる中、冲永学長より一人ひとりに卒業証書が手渡されます。成績優秀者などを讃える各賞の授与も行われました。

三石副学長が、コロナ禍やオリンピック、パラリンピックなどの2年間の出来事や、紅葉祭(学園祭)での胸を打つエピソードなどを振り返り、お祝いの言葉を贈りました。

各方面からの祝電披露の後、在校生の安藤歩さんが送辞を述べました。コロナ禍で行事の数は限られましたが、紅葉祭で先輩方に導いてもらった思い出や感謝の想いなどが語られました。

答辞を述べたのは浅野心暖さんです。入学当初はリモート授業という孤独との戦いから始まり、登校してからもマスクで顔が半分見えないというこれまでにない生活。しかし仲間たちと共に学業に励んで、無事皆で卒業まで辿り着くことができました。涙をこらえながら自らの言葉で語りきる姿が感動的でした。

校歌と「蛍の光」は出席者全員で心の中で合唱しました。

最後の記念撮影。本当におめでとうございます!

思い出の写真を撮影し合う卒業生たち。「2年間楽しかった」という感想が多く聞かれました。友達と離れるのは寂しいけれど「また集まる機会を作ればいいよ」という声もありました。

卒業後もそれぞれの場所で頑張ってください!素敵な未来をお祈りします!

こども園で働く卒業生に聞きました

認定こども園甲府西幼稚園で働く本学の卒業生、内藤布由子先生にお話を伺いました。

内藤先生は短大時代、体育教師への道の方に進もうか迷いがあったとのこと。しかし園へ実習に行ったら楽しくて、「保育士になりたい!」と心が決まったそうです。

就職したのは23年前。年数を重ねたり、ご自身が出産を経験することで見え方が変わってきて、「深い職業」だと感じているそうです。

産休後は、保護者の方への気持ちにこれまで以上に寄り添って、大切な命を預かっていることを意識するように。
例えば園児の体調が良くなさそうなときは、お天気が良くてもお部屋で過ごさせてあげたり、排泄が赤いなと思ったら洗ってあげたり。
保護者へのお便り帳には、心配なことだけでなく成長ぶりを感じるエピソードを書いて渡し、「いつも楽しみにしています」と言ってもらっているそうです。

「子育てをしながら働くことをためらうお母さんもいますが、外で生き生きと働くことも応援したいです。子どもは幼稚園でしかできない成長があるし、園に預けた分、家で子どもと過ごす時間はしっかりと関わってあげるというメリハリが出ます。不安にならないように「任せてください」と声を掛けてあげたら、「安心して預けられてよかったです」と喜んでもらえました」。

学生時代には、自分の引き出しをたくさん作っておくのがおすすめだそうです。
絵でもお話でも歌でも、得意なことを見つけて何でも挑戦してみることが力になります。

この仕事がとても楽しくて、「毎日楽しそうに働いて、いいね」とご家族から言われるほどだそうです。内藤先生の娘さんも、幼稚園の先生になりたい気持ちがあるとか。
「結婚して、出産してからもずっと続けられる仕事、むしろ出産を経験してさらに必要とされる素晴らしい仕事です。自分が親になったときにも役立つので、ぜひおすすめしたいです」。

 

2022年度新入生向け事前授業について

2022年度の新入生を対象に、事前授業を実施いたします。

○実習・入学ガイダンス
日時:3月16日(水)10:30~11:15
方法:オンライン(zoom)

○ピアノレッスン
日時:3月18日(金)10:30~11:15
方法:対面(大学内)

申込方法については、2月中旬頃に郵送でお知らせします。

 

冬季休業期間の事務取扱いについて

冬季休業に伴い、次の日程を業務休止日とさせていただきます。

【業務休止日】12月28日(火)~1月3日(月)

業務休止日は事務業務を一切停止いたします。
資料請求やお問い合わせ、各種証明書の受付・発行など、お急ぎのご用件のある方はご注意ください。

三井教授が令和3年度山梨県文化賞奨励賞を受賞しました

三井正人教授が令和3年度山梨県文化賞奨励賞を受賞しました。

文化賞表彰は、山梨県の「文化の向上、発展に貢献された方を表彰することで、その功績を讃えるとともに今後の活動を奨励し、県民文化の振興を図って」いるものです。

三井教授は美術の分野で山梨県内における美術展の審査や、作品制作の指導助言、立体造形の講座講師として後進の育成に力を注いでいます。
また、全国的な展覧会で受賞し、山梨県内外で創作活動を行っている若者の目標になっているなどの功績により、今回の受賞となりました。

三井教授の受賞は本学にとりましても誠に慶賀なことであり、心よりお祝い申し上げます。